3歳ちゅうりっぷ組2023年度2月のまとめ

【健康】

 感染症が流行し、体調のすぐれない子が多かった。保護者とも子どもの体調について伝え合い、健康観察を丁寧に行うことで早めに体調の変化に気づき、対応することができた。咳をしている子が多く、その都度、口を手で覆うなど咳エチケットについて手本を見せながら伝えた。

【人間関係】

物の取り合いや、意見の相違、気持ちのすれ違いなどによるトラブルはあるものの、保育者の見守りの中で子ども自らが相手に「なぜ○○なのか?」と理由を問う姿が見られるようになってきた。そのため、お互いの気持ちを理解し受け入れる姿が見られ、納得して仲直りができることが増えた。

【環境】

 天気に興味を示す子が増え、空を眺めながら「雨が降りそう」「雪、降るかな?」「寒そう」などと話す姿が見られるようになった。霜柱ができる場所と、できない場所の違いから“日陰と日なた”、“寒さと暖かさ”などの自然との関連性に気づく子もいた。雪あそびでは、雪の感触や寒さなど冬らしさを十分に感じていた。

【言葉】

 体験を通して得た(知った)言葉を使ったごっこ遊びが豊かになり、会話が増えてきた。否定的な言葉からトラブルになることが多いが、「なぜ○○なのか?」などと理由を問うと、「○○だから」と言葉で説明できるようになってきた。長い話の本や紙芝居を楽しめるようになり、午睡前の素読を楽しみにしている子もいる。

【表現】

 雪だるま制作や、ひなまつり制作を通してハサミの使い方が上手になり、直線や丸だけでなく複雑な形にもチャレンジする姿が増えてきた。そのため、チラシなどを用意し、安全に配慮しながら自由遊びでもハサミを使って表現できるように環境を整えた。

【食育】


節分の行事食では、たんぽぽ組の恵方巻き作りを興味津々で見学する子が多かった。節分会食では、鬼の顔にデコレーションされたハンバーグを喜んで食べていた。また、豆の代わりにボーロを食べる時は「〇才だから〇個だけど、いっぱいある~」との声が上がり、嬉しそうだった。

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