食事
食事時に姿勢を崩しやすいことから食べこぼしも多かったが、「お腹とテーブルはぺったんこ」といった声掛けなどをしていくことで、少しずつ意識する仕草が見られている。その分食べこぼしも少なくなってきたため、食事のメニューによってはエプロンを着用しないで食事をする日もあった。
健康
梅雨に入り、気温や湿度差で鼻水が出ている子が多く、中には咳が出る子もいた。
体調を崩しやすい時期でもあるため、気温差に留意しながら室内の換気やエアコンでの温度調整を確認し、快適に過ごせるようにしていった。さらに暑さが続くことを考慮し、こまめに水分補給ができるようにした。
睡眠
食事後からの午睡の流れを覚えてきて、入眠への移行がスムーズになってきた。体力が付き、入眠に入るまでの時間が長くなってきているため、落ち着いた雰囲気を作るなど環境を整えていった。
排泄
友だちが便座に座っている姿を見て興味が出てきたようで、自分から進んで友だちと一緒に便座に座ってみようとする姿が見られるようになってきた。タイミングが合うと便座で排尿成功する時があったため、その際は大いに褒めて自信に繋げていけるようにしていった。
身体発達
着替えや着脱の際では保育者の援助なく自分で着替えようとする子が見られるようになってきた。汗をかくことで中々自分の力で着脱することが難しいこともあったため、その際は意欲が損なわれないようさりげなく援助していった。運動遊びでの梯子を渡る際、以前は梯子の間を跨ぐようにして進んでいたが、今は保育者や友だちの動きから参考にして、同じように四つん這いで一歩ずつゆっくりと進む姿が見られた。
情緒
友だちと遊ぶなかで無理にでも自分の思いや意思を通そうとする姿が見られたが、保育者が仲立ちとなり、気持ちを受け止めつつ、双方の思いを代弁していくことによって一人一人の気持ちを知る機会を作っていった。寄り添いながらどうしたらよいのかを一緒に考えていった。
言葉
絵本CDのセリフを覚えて、「○○君は泣いてる」「泣いてなーい」などといったやり取りを楽しんでいる。自分の思いを通そうと、泣くような声を上げていたが「言葉にしていってごらん」といった、やり取りの繰り返しのなかで少しずつ自分なりに言葉で話そうとする姿が見られた。