2歳もも組2023年度9月のまとめ

食事

提供された食事を見て「これいらない」と、器ごと押しのける子や、食事を中断して遊び始める子などが数名見られたが、一口サイズにしてさり気なく勧めてみたり、舌にタレなどを乗せてみたりすると食べ始め、なかには完食することができる時もあった。
おやつでも、牛乳とお茶をしっかりと摂ることの大切さを簡単に伝えていくことによって、子どもたちも意識して水分補給をする姿が見られるようになってきた。


排泄

保育者の声かけによって、自分の力で衣服の着脱をすることができるようになってきている。また、オムツやズボンは、壁などの支えがあれば立って履くことができる。新たに数名の子がトイレトレーニングが始まった。おむつの子もトイレに行くと自分から進んで便座に座る子が増えたと共に、排泄に成功する回数も増えてきている。


健康

熱や嘔吐、下痢で体調を崩す子が多くいた。便が緩い子は牛乳を控えたり、保護者に連絡を取入れ、様子を伝えつつ配慮食にするかどうかなど確認を取ったりしていった。また、朝の受け入れ時に家庭での様子についてしっかりと聞き、確認を怠らないよう気をつけた。


睡眠

保育者の声かけや促しによって、お腹を上に向けて寝るという意識が子どもたちの中でも見られてきている。体力がついてきて入眠するのに時間がかかっている子がいたが、入眠時間が遅くなっている分、午睡時間の途中で起きてしまう子はほとんどいなかった。保育者が側につかなくても1人で入眠できる子が増えてきている。


身体発達

タイヤ転がしのコツを掴み、保育者の援助がなくても自分たちで自由に動かしてスペースを作ったり、広々とした場所でドライブごっこをするなどして、遊び方を工夫して楽しんでいた。好きな音楽が流れると子どもたち一人一人が自由に身体を動かして踊ったり役になりきったりして遊ぶことができていた。

情緒

あそびなどを通して友だちとの関わりが少しずつ増えてきていると同時に、自分のしたいことや欲しい玩具がその時の自分のタイミングで思いが通らないことから、苛立ちや友だちとの衝突が見られた。友だち同士で「どうしたの」と気にかけたり、難しい時は「○○ちゃんが困ってるんだって」など、保育者に状況を説明しながら助けを求める姿があった。

言葉

「ようかいしりとり」のしりとりの仕組みを理解することは難しかったが、保育者がゆっくりとアカペラで語尾を強調しながら歌ってみせると、大半の子がそれを理解することができ、すぐに歌えることができた。好きな音楽のメロディーや歌詞を覚えて歌える子が増えてきて、友だちと一緒に歌う楽しさを感じてるようだった。

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