食事
先月まで手づかみで食べていた子どもたちが、徐々にスプーン・フォークを使って食べるようになってきた。夏の暑さのためか食べる量が少ない子に関しては、介助をしながら、食事を勧めた。苦手な食材であっても、興味が持てるよう声かけを工夫して、少しでも食べられるように試みた。食べ方が安定してきたので、エプロンを汚さず食べる子が出てきた。
排泄
7月にパンツへ移行した子どもたちは、登園時や午睡中をパンツで過ごすようになってきた。その様子を見て、クラス内でパンツに移行する憧れを抱く子どもの様子がうかがえ、自宅でトレーニング用のパンツに履き替えているなどの報告を受ける。オムツで過ごしている子には、無理のないように便座へ誘導するなど試みている。
健康
8月初旬、鼻水を垂らしている子が一時的に増えていたが、熱などの症状に発展する子はいなかった。暑さ指数を常に確認し、室内・外を使い分けて、遊ぶ。熱中症対策として、室内であっても水分摂取を小まめに行った。
睡眠
「夜、なかなか寝付けず、睡眠時間が短くなる」という保護者からの意見を頂戴し、該当する子に関しては、午睡をする時間を他の子どもたちとずらした。その結果、家での睡眠時間を確保できたと報告を受けることが出来た。クラス全体としては、布団を敷くスペース、室温、音などへ配慮し、快適な睡眠を確保できるよう努めた。
身体発達
水あそびが始まり、外での活動が先月よりも増えたが、熱中症対策で外にいる時間は短かったため、室内でも体を動かせるようマルチパーツを組み立てたアスレチックのコースで遊び、ダンスの時間を設け、体をたくさん動かせるようにした。制作活動では、指先の発達により、糊付けなどで細やかに指を動かしている子が多かった。
情緒
お盆休みに入り、1週間休みに入っていた子がいたが、久しぶりの登園であっても悲しむ様子はなく、いつものように登園してくる子ばかりであった。遊びの中で、おもちゃを独占することが増えてきたが、友だちに「貸して」と言われると素直に分け与える姿も同時に増えた。
言葉
自宅で食べた夕食の献立や出かけた場所でどんなことをしたのかを思い出しながら話す子たちが出てきた。保育士とその会話を楽しみ、より密接な関係性を築いているように感じられた。これまで語彙数が少なかった子は、徐々に言葉が増えて、夕方の人数が少なくなった時間帯などに友だちや保育士に話かけている姿を見ることができた。



