【食事】
苦手なものは残すことがあっても、基本的にどの子も食欲旺盛で、自分からおかわりを保育者に要求することが出来る。スプーンを使って自分で食べたい、と意欲的な日もあれば、早々に保育者にスプーンを渡し「食べさせて欲しい」と求める事もあるため、その時の気持ちに寄り添いながら「スプーン上手だね」「おいしいね」「これは○○だよ」などの声かけをしながら、食事は楽しい、と感じてもらえるようにした。
【睡眠】
入眠にかかる時間に多少の差はあるが、どの子も布団に横になりトントンすると、ぐずることなく眠りにつく。静かな環境であれば睡眠の短い子でも2時間近く午睡するようになった。登園時間によって眠りにつく時間に差がある。
【健康】
月末にインフルエンザや嘔吐が流行しクラスのほとんどの子が罹患した。こまめな体温測定や、便の状態を職員間できちんと伝え合うなどして一人一人の体調の変化に素早く対応できるようにした。
【情緒】
程度の差はあるが人見知りや、介助してもらう保育者のこだわりがある。成長においては必要なことなので、その子の要求を汲み取り対応した。周りの子への優しさを見せる子が増えてきて、洋服や玩具を渡してあげるなど、心の成長を大きく感じた。
【身体発達】
階段の昇降が上手に出来る子が増えてきた。手すりにつかまり、しっかりとした足取りで一歩一歩昇り降りができる。苦手な子でも「ワンワンで降りようね」と言うと後ろ向きハイハイでスムーズに降りることが出来る。
【言葉】
言葉の発達がどんどん進み、名詞だけでなく、生活に即した単語もどんどん出るようになってきた。「せんせい」という呼びかけに対し、目を見て笑顔で応答的に関わると、どの子も嬉しそうな表情で何度も呼んでいた。