〇6月3日(水)雨 台風
登園児2名。登園後まもなく9時過ぎにレベル4が発令され、臨時休園の決定に伴い登園家庭へのお迎え要請を実施すると同時に、速やかに2階へ避難。必要物品も移動し、保育者3名で子どもたちが安心して過ごせる環境を整えながら、引き渡し時の確認を行い、保護者のお迎えを待機。その後、パンダルームで午前睡をとっている最中にお迎えがあり、9時58分に全ての引き取りが完了。発令から1時間以内に全員のお迎えとなり、10時までに引き渡し完了。日頃の訓練の成果を活かし、落ち着いて円滑に対応することができた。
〇6月11日(木)晴れ
欠席児4名は全員病欠であった。登園している子どもたちの中にも、便が緩い、食欲が普段より低下しているなど、体調が万全ではない様子が見られたため、健康状態に留意しながら過ごした。今後も一人一人の様子を丁寧に把握した保育を行っていきたい。また、数日に分けて七夕制作の手形取りを行った。絵の具の感触に泣いて嫌がる子はおらず、どの子も不思議そうに触れながら楽しんで参加していた。感覚を使った活動を今後も取り入れ、子どもの興味や表現力を育んでいきたい。
〇6月17日(水)晴れ
木の下にゴザを敷き、玩具を並べて自由に手に取れるようにした。自ら興味のある玩具に手を伸ばして遊ぶ子や、自分からは手に取ろうとしないものの、保育者が手渡した玩具には興味を示す子が見られた。また、玩具よりも園庭全体に関心を向け、ハイハイや歩行で探索活動を楽しむ子の姿も見られた。子どもたちはそれぞれの興味や発達に応じて、思い思いに環境との関わりを楽しんでいた。
〇6月25日(木) 雨
9時過ぎから歯科健診を行った。高月齢児はいつもと違う雰囲気を感じ取ったためか泣き出し、ほかの子どもたちも担任に抱っこされている間は落ち着いていたものの、離れると不安からか全員が泣いていた。健診終了後、担任のもとに戻るとすぐに泣き止み、その後は保育室でマットの山に登ったり、手洗い場につかまり立ちをしたりしながら、落ち着いて遊ぶ姿が見られた。
(食事)
食べむらが見られていた子も徐々に食事量が安定し、安心して食事を楽しむ姿が増えた。また、一人一人の咀嚼する力が育ち、食べることへの意欲も高まったことで、多くの子が完食できる日が増えた。ミルクの摂取量に個人差が見られたが、飲む姿勢やタイミングについて職員間で共通理解を図り、一人一人に合わせて対応したことで、安定して飲めるようになった子もいた。さらに、園と家庭で食事の様子を丁寧に共有することで、食事量や食べ方について共通理解を深め、それぞれの発達に合わせた援助につなげることができた。
(排泄)
軟便や水様便が続く子が多く見られ、おしりの発赤や痛みを訴えるような様子もあった。こまめなオムツ交換を行い、清潔を保つとともに、必要に応じてワセリンを塗布し、皮膚の状態に配慮しながら対応した。また、排便状況や皮膚の状態について家庭と共有し、連携を図りながら一人一人の体調管理に努めた。
(健康)
感染症に罹患する子が多く、全員が揃って登園できる日が少ない月となった。登園後も鼻水や咳、下痢、発熱などの症状が見られ、体調不良によりお迎えを依頼するケースも多かった。一人一人の体調の変化を丁寧に観察し、健康状態に応じた無理のない保育を行うとともに、家庭と連携を図りながら感染予防や体調管理に努めた。
(睡眠)
一人一人の生活リズムが安定し、保育者もそれぞれの睡眠のタイミングや入眠方法を把握して関わることができるようになったことで、安心して十分な睡眠をとれる子が増えてきた。一方で、家庭との環境の違いなどから園では睡眠時間が短く、十分な休息がとれていない様子が見られる子もいるため、今後も個々の生活リズムに合わせた援助を心掛けていく。
(身体発達)
一人一人が自分の身体を上手に使えるようになり、できることが増えるとともに、行動範囲も広がってきた。つかむ・つまむなどの細かな手指の動きも発達し、小さな物を二本の指でつまんで保育者に見せたり、スプーンを持って自分で口へ運んだりする姿が見られるようになった。それぞれの発達に応じて、身体を十分に動かしながら意欲的に活動する様子がうかがえた。
(情緒)
保育者との愛着関係が深まり、保育者が離れると後追いをしたり、保育者に見守られながら安心して探索活動を行ったりする姿が見られるようになった。また、他児が眠っていると優しくトントンする、一つの玩具を囲んで遊ぶ様子を見つめる、玩具の取り合いを経験するなど、友だちとの関わりも増えてきた。一方で、興味をもった友だちの顔や口元に手を伸ばし、口の中へ指を入れようとする姿も見られたため、子ども同士の関わりを見守りながら、安全に遊べるよう援助を行った。
(言葉)
喃語や声、身振りを用いて、自分の要求や気持ちを保育者に伝えようとする姿が増えてきた。また、発語が見られる子は、葉っぱを拾って保育者に見せながら「ぱ」と伝えたり、おんぶされている他児を見て「ぶ、ぶ」と言いながら抱っこひもを指さし、自分もおんぶをしてほしいことを表現したりする姿が見られた。一人一人の発達に応じて、言葉や身振りを通した保育者との双方向のやり取りが少しずつ広がってきている。
