【健康】
暑い日が続き、戸外に出られない日もあったが、子どもたちは大きく体調を崩すことなく元気に過ごしていた。保育者がこまめに水分補給の声かけをしてきたことで、子どもたちも少しずつ習慣づいてきた。遊びに夢中になっていると飲まない子もいるため、引き続き声をかけていく。
【人間関係】
ごっこあそびを友だちと楽しむ姿が多く見られた。ままごとの玩具を増やしたことで遊びの幅が広がってきた。ブロックや容器をさまざまな物に見立てて上手に遊ぶ姿から、想像力の育ちが伺えた。少しずつ友だちの気持ちを考えて行動する場面が増えてはきているが、まだ自分の気持ちが優先されることが多かった。
【環境】
夏の虫に興味を示し、虫探しを楽しんでいた。セミの鳴き声が聞こえるとテラスに出てどこから聞こえるのか、友だちと話す姿が見られた。
少しずつ水に慣れ、水あそびを楽しみに積極的に参加していた。着替えの仕方を丁寧に伝える事で、自分で準備や身の回りの事を行おうとする姿が見られるようになってきた。
【言葉】
テレビやユーチューブなどの影響からか、言葉遣いが乱暴になっている。「自分が言われたら嬉しいかな?」と、言われた相手の立場になって考えられるようにその都度話をしてきた。また、友だちと遊ぶ中でも強い口調が目立つため、言葉遣いに気を付け、その都度子どもたちには知らせるようにしてきた。まだ、相手にうまく自分の気持ちを伝えられず、もどかしさを感じている子もいるため、状況に応じて、その場に合った言葉を伝えたり、気持ちを代弁したりしていく。
【表現】
音楽を流すとリズムに合わせて踊ったり歌ったりしていた。自分の好きな曲がかかると体を動かしてノリノリで踊っている。人前で自分の気持ちを伝えることに抵抗がある子も数名いる。生活の中で自分の気持ちを伝える機会を増やし、できた時の達成感などを味わいながら、成功体験を積めるようにしていく。
【食育】
給食で夏野菜が多く出たため、その都度子どもたちに「今日は何の野菜が入っているかな?」と一緒に探したり、栄養素を伝えたりした。野菜が苦手な子もいるが、「これはなに?」と少しずつ興味をもつ姿が見られた。