健康
進級に伴い生活の流れが変わったことで、外遊び後の入室の際、手洗いを忘れて玩具で遊ぶ子が多くいた。繰り返し声をかけることで、入室時の手洗いが身につくようになってきた。また、排泄後の手洗いも習慣づくように声かけを行った。
人間関係
気の合う友だちとの関わりが多く見られた。また、好きな遊びを通して人間関係の広がりも見られた。その反面、気持ちのすれ違いや、一方的な関わりがもとでトラブルになることもあり、保育者が相互の気持ちを聞きながら、双方が納得できるように仲立ちをしていった。
環境
新しい環境に不安な様子も見られたが、子どもの気持ちを受け止めながら一人一人のペースに合わせて、園生活に慣れるよう工夫した。お兄さん、お姉さんになったという自覚が芽生え、生活面で多くのことに自主的に取り組もうとする姿が見られた。
言葉
ごっこ遊びを通して会話が弾むなど、経験がもととなった言葉のやり取りを楽しんでいる。また、保育者に経験したことや見聞きしたことを言葉で伝えようとする姿も見られ、言葉で伝える喜びを感じているようだった。発語の難しい子には、動作や状況から気持ちを汲みとり、代弁することで言葉を伝えていった。
表現
室内遊びでは、個人持ちの自由画帳やクレヨン、粘土を使うことを喜ぶ姿が多く見られ、自由に表現することを楽しんでいた。制作では、折り紙やハサミを用意すると「やりたい!」と意欲的な子が多く、難しくても諦めずに最後まで取り組む姿が見られた。
食育
食事の時間が近づくと「今日の給食は何?」「先生、どこ座るの?」などの声が聞かれ、食事を楽しみにしている様子が伺える。「おいしいね」「先生は〇〇が好きなんだ」「すごいね、○○食べられたの?」などと会話をしながら、子どもたちが楽い雰囲気の中で食事が摂れるようにした。