健康
咳や鼻水の症状のある子が多く、マスクをつけている子もいたが元気に過ごしていた。また、乾燥からくると思われる肌のかゆみや唇の痛みなどを訴える子も多く見られた。室内の湿度に気をつけながら換気を十分に行い、感染症の予防に努めた。
人間関係
友だちと一緒にあそぶ楽しさを感じている子が多く、好きなあそびから友達の輪が広がることも多くなってきた。その反面、あそびへのこだわりや意見の違いから「もうあそばない」「仲間に入れてあげない」などとトラブルになることもあったが、見守りつつ「どうしたらみんなが楽しく遊べるかな?」と問いかけたり、適切な援助をおこなうことで相手の気持ちを考えたり、気づいたりする機会を作った。
環境
廃材あそびを楽しんでいる子が多く、職員にも協力をお願いし廃材を十分に用意した。また、遊んだ後の端材の片付けも粘り強く声かけをしたことで上手になってきた。ハサミはテーブルで椅子に座って使う、道具は独り占めせず順番に使うなど、みんなが楽しく安全にあそぶことを意識できるような声かけを行った。
言葉
「えいごであそぼう」を楽しみにしている子が多く、英語に興味をもって、楽しみながら講師の真似をして発音している。特に知っている動物や数字では、うれしそうに「知っているよ」といいながら喜んで発音する姿が多く見られた。ごっこあそびなどを通して、経験したことを様々な役になりきって言葉にして楽しむ姿も多く見られた。
表現
成長発表会は期待感をもって当日を迎えることができ、練習の成果を十分に発揮して、みんなが楽しんで発表することができた。成長発表会が終わった後もお話の世界を楽しみ、遊びの中でお友だちの役を演じたり、歌ったりする姿が多く見られた。成長発表会の思い出の絵も、会話を楽しみながら記憶に残っている場面を楽しそうに描く子が多かった。
食育
お箸の使える子も、メニューによってはフォークを選ぶなど自分で食べやすい食具を選んでいた。三点持ちが難しい子には無理強いすることなく、手を添えて三点持ちを促した。節分の会では、豆の代わりにクッキーを食べたり、給食では自分で恵方巻を作って食べたりした。自分で作ることを喜び、みんないつもより食欲が増していた。