健康
咳、鼻水の症状が出ている子が増えてきた。家庭とも体調についてこまめに連絡を取り合い、元気に過ごせるようにした。また、感染症対策も引き続き行い、換気や室内の温度の調節、加湿器での湿度の調節を行い快適に過ごせる環境を整えた。戸外でも元気に遊べるようマラソンを取り入れ、寒くても身体を動かすと温まることに気づけるよう働きかけた。
人間関係
好きなあそびを通して特定のお友だちとの関りが多くなり、仲間意識が強くなってきている。一方、お友だちのあそびに興味を示し、仲間に加わろうとする姿や消極的だった竹馬や大縄跳びなどにチャレンジする姿も見られるようになってきた。お友だちと一緒に楽しみたい気持ちを大切にし、トラブルにならないよう適切な仲介を心がけた。
環境
子どもが自分で遊ぶ場所(室内、戸外)を選ぶことで、好きなあそびにじっくり取り組むことができた。風の冷たさや、葉っぱが落ちていく木の様子など、冬ならではの自然現象に気づけるような声かけを意識的に行う。年末年始の行事(鏡もち作り、大掃除)に取り組むことで、年末年始の生活や、日本の文化に触れることができた。
言葉
会話そのものを楽しむ姿が見られるようになってきて、好きなテレビのキャラクターやおうちでの楽しかった出来事などが話題になり、気の合う友だちと会話を楽しんでいる。その反面、トラブルになった時は言葉でのやり取りが難しい場面も多く、保育者の仲介が必要になる。言葉で表現することで気持ちのコントロールができるよう、丁寧な関わりを意識した。
表現
折り紙、紙皿、毛糸などを使ってクリスマスリースや、クリスマスツリーの壁面飾りを作る。クリスマスリース作りは工程が多かったが、数日に分けて行うことで期待をもって取り組むことができていた。毛糸の巻きつけは取り組みに個人差が大きかったが、興味を持って行っており、完成すると「みて」「できたよ」などと嬉しそうな声が上がっていた。壁面飾りも飾りつける楽しさを友だちと共有し、会話も弾んでいた。
食育
鏡もち作りに取り組む。いつも食べているお米ともち米を見比べて、色や粒の大きさの違いに気づき、蒸したてのもち米の香りをかぐと「いい匂い」と声が上がっていた。また、乾いたもち米がふっくらと蒸しあがる様子は新鮮な驚きのようで、目を輝かせて声を上げる子が多かった。日本の文化に触れながら楽しんで行うことができた。