食事
エプロンを外しての食事にも慣れ、上手に食べる意識がついてきた。食事が進まない子どもに対しては、興味や関心が沸くような声かけをし、食べることの楽しさを味わえるようにしていった。(例:「このお野菜を食べると速く走れるようになるよ~」、「このわかめの入ったお味噌汁を飲むとプリンセスのように綺麗な髪の毛になるよ~」など)このような声かけを耳にすることで、自分たちが口にした食材が身体の一部になっていくことへの理解や食への関心に繋げていった。
排泄
気温が下がってきた影響から、戸外遊び中等にお漏らしをしてしまう子が増えると想定していたが、「トイレに行きたい」「おしっこが出そう」などと、自発的に知らせることができる子が多かった。保育者が子どもたちの排尿のタイミングを把握する事で個々に合ったタイミングで排泄を促し、トイレでの排尿することに成功する機会を増やすことができた。
健康
先月と同様、咳・鼻水が出ている子が多く、月の中旬には発熱によって欠席・早退する子がいた。体温管理に配慮し、視診や検温を細やかに行った。また肌の乾燥でかゆみを訴える子には、白色ワセリンを塗布し保湿した。
睡眠
入眠前に「本を読んで気持ちを落ち着かせる」「背中やお腹をさすって安心を図る」など子どもたちのリラックスするきっかけ作りができるよう心掛けた。「眠たくない」「お布団の上で過ごすことを望まない子」に対しては無理強いをせず、静かに過ごせるような環境を作り、寝ている子に対する配慮も行った。
身体発達
11月は、乳児クラス行事「親子であそぼう会」が開催されることもあり、ダンス(ひょっこりひょうたん島)に触れ合う機会が多かった。保育者の動きを真似て表現することに喜びを感じる様子や、「片足で停止する」、「跳ねながら回る」など、音楽のリズムに合わせていろいろな動きをとる楽しさを感じる様子が見られた。
情緒
おもちゃや場所の取り合いでトラブルになることもあるが、保育者が仲立ちに入って、「やめて」「かして」などと、言葉で伝えることをくり返し声掛けする。また、個々の思いを受け止め共感するとともに、相手の気持ちを代弁することで相手の友だちにも「悲しい」などの気持ちがあることを伝えた。
言葉
子どもたちが好きな絵本や歌を繰り返し読み聞かせていくことで、絵本に出てくるセリフや歌の歌詞を覚え、生活の中で口ずさむ姿が見られる。また、昼食時や遊びの中で友だちや保育者との会話を楽しみ、新しい言葉や使い方を覚えている。日に日に覚えた言葉を使うことを楽しむ様子が見られた。




