健康
日中布パンツで過ごしている子は登園後、履き替えたり、遊び中も自分からトイレに行くことを訴えたりする姿があった。紙パンツで過ごしている子は保育者がトイレに誘うと、意欲的に向かう姿があった。まだ、紙パンツ内に排尿があっても知らせることなく過ごす姿もあるため、少しずつ不快感がわかり、清潔になる心地よさが味わえるように声かけをしたり、パンツ交換をしたり、トイレに誘ったりしていきたい。
人間関係
友だちや小さい子と一緒に遊んだり、過ごしたりする中で、お兄さん、お姉さんとしての意識が少しずつ芽生えてきている。思いが伝わりきらなかった時などは、大声を出したり、手で押したりする姿もまだあるが、「~だよ」「ちょっとまってね」「大好き」など、優しく接する姿も増えてきた。こどもたちが自分なりに考えて、言葉を伝えたり、関わったりする様子を見守りながら、必要に応じて仲立ちとなっていった。
環境
テラスで7月から育てていた朝顔の花がようやく咲き、子どもたちと一緒に観察を楽しむことができた。花の色や蕾がまたついていることなど、様々な気づきを共有していった。植物や生き物など、自然物との触れ合いを通して、子どもたちの感情が動いたり、楽しさや嬉しさを味わえたりするため、今後も様々な形で自然物と関われる機会を作っていきたい。
言葉
保育者だけでなく、友だちとも会話がしっかりと成り立ち、遊びがより盛り上がっている様子が見られた。また、今日の出来事を迎え時に自分から保護者に楽し気に伝える姿も多くあり、言葉が伝わる喜びややりとりする楽しさを味わっている。一度では伝わらなかったことも繰り返し伝えようとする姿があるため、保育者もしっかり子どもたちが伝えてくれる言葉を聞き、思いを受けとめ適切な言葉を返していきたい。
表現
聞きなじみのある曲が流れると、近くにいき嬉しそうに踊ったり口ずさんだりする子どもたちの姿があった。ダンスの振りも細かいところまで覚えて楽しそうに踊っていた。新しい曲の踊りも保育者が踊る様子を見て真似し、「もう一回やって」と言う姿も見られた。子どもたちが繰り返し踊って楽しめるように保育者も大きく身振りや手振りをして踊ったり、様々な曲を流し、親しめるようにしたりしていった。
食育
友だちが食べている姿を見て、真似して意欲的に食べたり、お皿を持って食べたりする姿があった。苦手な物が進まないことはあるが、比較的自分で食べ進める様子が見られる。自分でしっかり食べようとする姿を認め、「おいしいね」「たくさん食べれたね」など、楽しく食事ができたり、自信に繋がったりする声かけを意識していった。