1歳うさぎ組2024年度8月のまとめ

健康

こぐま組や月齢の大きい子の真似をして、意欲的にトイレに向う子が増えてきた。便座に座ると、排尿を成功させる子の姿もあった。パンツ交換をする際にトイレに誘うと、嫌がる子の姿もあったため、無理強いはせずに、一人一人の気持ちやペースに合わせて誘ったり、向かったりできるようにしていった。ズボンやパンツの着脱も少しずつだが自分でしようとする姿が見られるようになっているため、見守りながら必要に応じて援助していきたい。

人間関係

 友だちと同じ遊びを楽しむ子や友だちの遊び方を真似する子の姿があり、気の合う友だちができ、仲良く遊ぶ様子が多く見られるようになっている。一緒に遊んでいる友だち以外の子が側に来ると、嫌悪感を示し、手で押したり、強い口調で言葉を伝えたりする子の姿もあった。「今は、○○くんと遊んでるね」「一緒に遊ぼうって言ってみようか」「○○くんも一緒にあそんでいい?」など、子どもたちそれぞれの気持ちを汲み取った言葉かけをしていき、仲立ちとなっていった。

環境

 テラスでは色水遊びや泡遊びなどを楽しんでいった。色水遊びでは、コップや器に色水を入れてジュースに見立てたり、色を混ぜて変化に気づいたりして遊びを楽しむ姿があった。暑い日が続き、水遊びができない時も室内で寒天遊びや氷遊びなどの感触遊びを楽しむことができた。指でつついたり、手で握ったりして柔らかさや硬さ、冷たさなどを味わっていた。テラスでも室内でも夏ならではの遊びを取り入れることができて良かった。

言葉

月齢の小さい子も少しずつ、簡単な単語を発することができるようになったり、二語文で伝えたりする姿がある。月齢の大きい子は、話せる言葉が増え、やりとりする楽しさを味わっている。まだ、不明瞭な単語も多くあるが、保育者がしっかりと言葉に耳を傾け、思いを汲み取りながら返事を返すことで、伝わった喜びを感じる姿がある。今後も、丁寧に言葉を返したり、一緒にやりとりを楽しんだりしながら、言葉の発達を促していきたい。

表現

 手遊びや歌うことが好きな子が多く、覚えたフレーズを口ずさみながら手遊びをしたり、簡単な童謡や曲を歌ったりして楽しむ姿がある。井ゲタブロックでマイクスタンドを作ると、友だちと並んで歌ったり、手遊びしたりする姿も見られた。子どもたちの好きな曲をかけたり、季節の手遊びを取り入れたりしながら、一緒に楽しんだり、親しんだりしていった。

食育

 月齢の大きい子は、お皿に手を添えたり、持ったりして意欲的に食べる姿があった。また、「これはきのこ?」「にんじんあった!」など、食材に興味を持ったり、好きな食材を見つけて教えたりする姿も見られた。月齢の小さい子も自分のペースで、意欲的に食べ進めている。子どもたちが楽しい雰囲気の中で食事ができるように、側で見守りながら優しく声をかけ、必要に応じて援助していった。

育児あれこれ