1歳うさぎ組2024年度6月のまとめ

健康

6月前半は、元気に出席する子が多く、散歩に出かけたり、砂場で遊んだりして、戸外遊びを楽しむことができた。後半は、RSウイルスが流行り、欠席する子が多く、出席しても咳が続く姿があり、情緒が不安定になる様子もあった。一人一人の体調を見守りながら、気持ちに寄り添い、安心して過ごせるようにしていった。

人間関係

積極的に友だちの名前を呼んだり、同じ遊びに加わったりする子の姿が見られるようになってきた。月齢の小さい子も友だちに興味が出てきて、側に行ってみたり、笑いあったりする姿があった。一方で、友だちと一緒の玩具が欲しくて、トラブルに発展する場面も多くあったため、気持ちを受け止めながら、「一緒の玩具が使いたかったんだねなどの声かけをしたり、同じ玩具があることを知らせたりして仲立ちとなっていった。

環境  

テラスであそぶ機会を多く作ることができた。ため池で捕まえたザリガニや、おたまじゃくし、エビ、カタツムリなど、様々な生き物の観察を楽しんでいた。最初は苦手意識があった子も慣れてじっくり見ることができるようになった。生き物の動きが気になり、ケースやタライを叩いたり、持ち上げようとしたりする様子もあったため、その都度、観察の仕方を丁寧に伝えていった。

言葉

月齢の大きい子は、二語文や三語文で自分の思いをしっかり伝えることができるようになってきた。月齢の小さい子も単語や仕草など自分なりの表現で伝えてくれる姿がある。思いが伝わると、嬉しそうに笑顔を見せていた。今後も一緒にやりとりを楽しみながら、じっくりと子どもの言葉を聞き、思いを受け止めていきたい。

表現  

あじさいの製作あそびを楽しんでいった。折り紙をちぎって貼ったり、スポンジスタンプで色を付けたりして、あじさいの花を表現することを楽しむ子どもたちだった。絵の具やクレヨンなどを使って遊ぶと、夢中になって取り組んだり、友だちがしていると、“やりたい”と伝えてきたりすることも多くあったため、お絵描きや製作遊びなどが楽しめる機会も増やしていきたいと思った。

食育  

好きなものは自分で意欲的に食べている。まだ手づかみで食べる子も多くいるが、「スプーンで食べられるかな?」と声をかけると、上手に持ってすくって食べる姿も見られる。「かっこいいね!」「おいしかったね」など、優しく声をかけ、楽しい雰囲気の中で意欲的に食事ができるように見守っていった。

育児あれこれ