健康
2月の前半は、熱が出て休む子の姿があった。雪が降り、気温が低い日が続いたこともあり、出席児も体調が優れない様子も見られた。鼻水がでた時は自分から伝えて拭こうとする子がいたり、ティッシュを取ってきて保育者に拭いてほしいことを訴える子がいたりした。子どもたちの一人一人の体調をしっかり見守っていき、変化にいち早く気づいていけるように配慮していった。
人間関係
気の合う友だち同士で同じ遊びを楽しんだり、0歳から2歳児まで、様々な子たちと関わって遊んだりする姿があった。一緒に遊ぶ時間が長くなることで、トラブルが起きる場面も多くあった。友だちに思いが伝わらなかったり、すれ違ったりすると、手が出る姿もあるため、双方の思いを汲み取りながら、思いが伝え合えるように仲立ちしていった。
環境
今月は雪が積もり、外で雪遊びをしたり、室内で雪に触れたりして楽しむことができた。外では、長靴を履いて雪道を歩き、踏む感触を味わったり、かまくらや雪だるまを作ったりして遊んだ。室内では、色水やコップ、カップなどを使って、かき氷やジュースに見立てて遊ぶ姿があった。冬ならではの雪遊びを満喫することができて良かった。
言葉
遊びや生活の中で、友だちや保育者とやりとりを楽しみながら過ごす姿がある。保育者の言葉の意味も理解できるようになってきており、質問をすると考えて答える姿もある。友だちに「これは?」と尋ねて返答が返ってくると、嬉しそうにする子もいた。今後も好きな遊びや友だち同士の関わりなどを通して、言葉が育めるように保育者も言葉のやりとりを大切にしていきたい。
表現
雪が降ると、窓から外の景色を見て、「みて!ゆき~」と伝えたり、雪に触れた時は、「冷たいね~」と伝えたりするなど、自分が思ったこと、感じたことを楽しそうに、嬉しそうに伝えてくれる子どもたちの姿が多く見られた。また、ブロック遊びが好きな子は、バスやパトカーなどを自分なりに作り上げたり、ごっこ遊びが好きな子は、お医者さんや店員さんになりきったりして遊びを楽しむ姿があったて良かった。
食育
おかずをご飯の上にかけ、丼にして食べる子の姿が多くあり、しっかり食べられる子がいる一方で、のせて満足し、進みが悪くなる子や混ぜて遊び食べになる子もいた。子どもたちの食べる様子を見守りながら、一人一人の好きな物、苦手な物、食べ方などを把握し、その子に合った声かけをして、意欲的に食べることができるように援助していった。