健康
12月後半は、インフルエンザになる子がいたり、鼻水や咳が出る子がいたりしたため、一人一人の様子をしっかり見守り、いち早く変化に気づいて対応できるように配慮していった。排泄面は、紙パンツの子は、保育者が排尿の有無を尋ねると、感覚がわかり正確にこたえることができるようになってきた。布パンツの子は、休み中に足に火傷をして、日中紙パンツで過ごすことが増えたため、子どもの気持ちやペースに合わせてトイレに誘っていった。
人間関係
自分から友だちを遊びに誘ったり、友だちの遊びに加わったりして、一緒に同じ遊びを楽しむ様子が多く見られた。子ども同士でやりとりをして、思いを伝え合う姿も見られたため、側で様子を見守りながら、必要に応じて足りない言葉を補って伝えるなど援助していった。また、保育者と一対一で遊びたいという子の姿も見られたため、その姿も受けとめ、一緒に遊びを楽しみ、気持ちを共有していった。
環境
おままごとが好きな子が多いため、新しい食材の玩具を購入し、遊びに取り入れることができた。お気に入りの食材玩具を手にとり、「みて、エビだよ!」「たまごあった」「ピザ~!」と嬉しそうに伝えたり、料理をしたりして楽しむ子どもたちの姿があった。カバンや毛糸の帽子も常に棚に置いて、いつでも遊べるようにすると、遊びの中でよく使う姿が見られた。今後も子どもたちが楽しく遊べる環境づくりを心がけていきたい。
言葉
友だち同士のトラブルに気づくと、いち早く近くに行き、「○○くんが使ってたよ」「これは、あとでね」など、解決するために自分なりに言葉を考えて伝えようとする子の姿があった。言葉が足りずに伝わりきらなかったり、強い口調になったりする時もあったため、近くでやりとりする様子を見守りながら、一人一人の思いを汲み取りながら、言葉を足したり、代弁したりして仲立ちしていった。
表現
今月は、タンバリンを遊びの中で取り入れ、楽器に親しむ機会を作ることができた。保育者が前で振ったり叩いたりして、鳴らし方を見せると、真似して楽しそうに音を鳴らす子の姿があった。また、繰り返し使っていくと、曲のリズムに合わせて音を鳴らすこともできるようになっていた。今後も、子どもたちの好きな音楽や楽器に親しめる機会を多く作っていきたい。
食育
おやつ時に牛乳が飲めなかった子も量を調整することで、自分から意欲的に飲むことができるようになり、おかわりをする姿も見られた。空っぽになったコップを見せて嬉しそうに「飲めたよ!」と伝える姿もあったため、「すごいね!」「いっぱい飲めてかっこいいね!」など、嬉しさに共感しながら言葉を伝え、自信や意欲に繋げていった。