健康
後半に熱がでて休む子が続いたが、長引くことなく1日休養することで元気に登園していた。1人の子が扁桃炎と中耳炎で2週間ほど入院していたが他の子どもに感染することはなかった。朝夕の気温が低くなったことで鼻水がでる子が多くいた。鼻水がでている時はこまめに拭き取るようにし清潔を心がけるようにした。一人一人の体調を見守り、水分補給をしたり部屋の気温や服装にも気をつけたりし、快適に過ごせるようにしていった。
人間関係
1、2歳児のしていることを見て真似たり、一人で遊びを見つけて遊んだりすることが増え、ほとんどトラブルなく一人一人が楽しんで遊んでいる姿があったが、友だちの使っている物で遊びたくなり取っていく場面が見られた。「貸してだね.」「次、貸してもらおうね」など気持ちを汲み取り、代弁しながら仲立ちするようにしていった。
環境
寒くなり体調が優れない子がいたり、天候が悪かったりすることが多く、戸外に行く機会が少なかったが、戸外に出かけた際は、砂場やマンション横で思い切り身体を動かし楽しんでいった。また室内では、マットやソフト積木などで作った橋や感触マットを用意し、保育者と手を繋いで歩いたり、手や足で感触を味わったりできるよう工夫していった。
言葉
喃語や一語文が増え、保育者に思いや欲求を伝えようとする姿が見られた。「○○だったの」「○○するの」など気持ちを読み取りながら、保育者とやり取りする楽しさや伝えることのうれしさを味わえるようにしていった。また、絵本や乗り物など、子どもたちの興味のある本を一緒に読んだり.見たりすることで発語を促すようにしていった。
表現
音楽が流れると身体を動かしたり、曲になる絵本を読むと、絵本の内容と同じことをしようと真似をしたりと、色々な表情が見られるようになった。「手をたたきましょう」「だるまさん」シリーズ、「ももんちゃん」シリーズはみんなが大好きで、身体全体で身振り手振りで表現し繰り返し楽しんでいった。
食育
どの食事形態の子も手づかみやスプーンやフォークを使って意欲的に喜んで食べたり飲んだりする姿があった。ただ、少しずつ好き嫌いがでてきて野菜を嫌がって食べない子が増えてきた。無理強いせず状況に応じて対応していった。また口の中に食材が入っていても、次から次へ口の中に入れる子やほとんど噛まずに飲み込んでしまったりする子には、「もぐもぐだね」「ちょっとずついれようね」「口の中がなくなってからいれようね」など、咀嚼を促すようにし、誤嚥に気をつけながら楽しんで食べられるよう声掛けをしていった。