健康
溶連菌やコロナウィルスに感染し休む子はいたが、他の子どもたちに感染が広がることはなかった。保護者にも感染症が出ていることを説明し、園や家庭で体調に変わったことがないか、送り迎えの際細かく伝えあうようにした。鼻水や咳がでる子がいたので、こまめに拭き取るようにし清潔を心がけていった。また玩具をなめたり噛んだりした時や、飛沫があった時などには、玩具をこまめに消毒するようにし、感染が広がらないよう努めていった。
人間関係
友だちと同じ玩具で遊びたい気持ちや、一緒に遊びたい思いから友だちの使っている玩具を取ってしまう子や取られると怒って友だちを叩いてしまう子がいた。その都度「かしてだね」「○○ちゃんが使っているから後で貸してもらおうね」「いやだったね」など気持ちを代弁し仲立ちするようにしていった。
環境
全員が安定して一人歩きができるようになり、歩くこと楽しみ益々活発に遊ぶ姿があった。天候の良い日は散歩に出かけ、保育者と順番に手を繋ぎ歩くことを楽しんでいき、室内では積み木などで段差をつけたマットやビニールプール(ボールプール)などを準備し、身体全体でバランスをとりながら喜んで遊んでいた。ただバランスを崩しそうになる子がいるため、側で見守るようにした。
言葉
月齢の大きい子は、二語文で保育者に話しかけたり、友だちの名前を呼んだりし、言葉で表現することを楽しんでいた。また、月齢の小さい子も喃語や一語文で思いを伝えようとする姿があった。言葉を重ねていくことで、言葉の発達を促したり、思いが伝わる嬉しさを味わえるようにしたりした。
表現
子どもたちの好きな音楽をかけると、月齢の大きい子は踊りを覚え一緒に踊ったり、月齢の小さい子も保育者を見て、身振り手振りで身体を動かし楽しんだりしていた。
製作で手袋にハンコやお絵描きをしたり、鬼の頭に毛糸を貼ったりしたが自由にのびのびと製作を楽しんでいた。終わってもまだやりたい気持ちから涙のでる子がいたため思いを受け止めるようにしていった。
食育
自分で食材を手で摘んだり、スプーンやフォークを使ったりして意欲的に食べる姿があったが、早く食べたい気持ちから、丸飲みしようとする子がいたため、大きい食材や硬い物はカットし「よくかんでたべようね」「ちょっとずつだね」など声をかけ、咀嚼を促すようにしていった。
牛乳や野菜が苦手な子が増え、口からだしたり色々なものと混ぜたりと遊び食べになっている子がいたが、無理強いをせず一人一人対応するようにしていった。