0歳りす組2022年度7月のまとめ

食事

初期食から中期食Ⅰ、完了リズムから完了食へと順調に移行できた。中期食Ⅰの子は、飲み込んでしまうなど食べづらそうな様子もあったが、モグモグとよく噛みしめて味わって食べられるようになった。完了食の子も、硬いお菓子に苦戦しながらも一生懸命噛んでほぐしている。

月齢の大きい子たちがスプーンやフォークを使おうとしている。さりげなく手を添えたり、器の位置を変えたりしながら意欲的な姿を見守っていった。

排泄

うさぎぐみやこぐまぐみの友だちに「おしっこ行こうか?」「パンツよごれてないかな?」などと声をかけていると、自分の股に手を当てたり、覗き込もうとしたりする姿が見られる。「おしっこって、わかるね」「○○くんも出たの?」などと、興味・関心が芽生えたことを褒めたり、認めたりしていった。

健康

咳や鼻水の症状が長引き、結局熱が出て数日欠席するなど体調の整わない子が非常に多かった。中には、一か月ほとんど登園できない子もあった。細目に鼻水を拭ったり、検温をしたりしながら、新たな症状や悪化の兆しを見逃さないようにしていった。また、空調や衣服の調節をしたり、沐浴で汗を流したりして快適に過ごせるようにしていった。

睡眠

咳や鼻水・鼻詰まりの症状が辛そうではあったが、リズムが大きく崩れることは無く、まとまった時間眠ることができていた。新入園児もリズムができてきて、途中目覚めることがあっても、すぐにまたスヤスヤと寝息を立てていた。

好きな歌を子守唄代わりに歌ったり、優しく背中を撫でたりして、安心して入眠できるようゆったりと関わっていった。

身体発達

体調不良が続き、活発な運動遊びを控えていたこともあり、あまり大きな成長は見られなかった。しかし、どの子も水遊びが大好きで、自分で頭からかけたり、手で水面を叩いてしぶきを浴びたりして楽しむ姿を見せてくれた。来月は、環境構成をしっかりと整え、一人一人が存分に楽しめるようにしていきたい。

情緒

体調不良が続き欠席することも多かったため、登園時に涙が出る子もあったが、一対一での関わりや、好きな絵本や歌を楽しむことで情緒の安定を図っていくと、泣き止まなかったり、愚図って遊べなかったりすることはなかった。

言葉

体調によって口数が少なくなる日もあったが、絵本や歌などを喜んでくり返し楽しんでいた。動物や車の出てくる絵本が人気で、盛んに指差ししながら喃語を発したり、同じページを何度も開いて見たりしていた。

月齢の小さい子が、「ダ、ダ、ダ」「バ、バ」などと喃語を発するようになってきた。月齢の大きい子の中には、保育者が歌うと、歌詞の言葉尻を一緒に歌うことができるようになった子もいる。丁寧に相槌をうったり、一緒に歌ったりしながら発達を促していった。

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