5歳ぞう組2024年度3月のまとめ

健康

戸外活動からの入室時には、うがいを忘れてしまうこともあったので、紙芝居を使って感染症予防の意識が持てるように働きかけた。「のどが痛くなるんだよね」「バイキンがお腹まできて痛くなるよ」と、お話の内容と照らし合わせながら気をつける姿が見られるようになった。花粉症、アレルギーから目が腫れたり鼻水が出たりして、目をこすったり痒そうにしている子がいた。目元を冷やすなどして症状が和らぐように対処している。
ポケットや、ポシェットに持ってきたハンカチ、ティッシュの使い方も慣れて気きた。

人間関係

「にこにこまん」で、きりん組、うさぎ組と散歩に行ったり、給食を食べたり、異年齢交流を楽しんだ。園庭で、乳児クラスと一緒になると、砂場で型抜きを繰り返し作ったり、スピードを調整しながら追いかけっこを楽しんだりしていた。
友だちとの関係が深まっていく中で、励まし合い、協力する姿が、多く見られるようになった。

環境

毎日使っていた、部屋のロッカーや、お道具箱のお掃除をした。「ピカピカにしたら、気持ちよく使えるね」と、相手の気持ちを考えて、進んで玩具を拭いたり、身の回りの整理整頓をしたりしていた。交流室での生活も「小さいころに使っていたおもちゃ」「これ好きだった」と懐かしみながら過ごしている。

言葉

友だちとの会話の中で、言葉の足りない部分を「○○ってこと?」と聞いたり、相手の気持ちを察したりする姿が見られる。その一方で思ったことをすぐに口にしてしまい、悪気はないが相手が傷つく言葉を発している姿もある。その都度、相手の気持ちに気づけるように仲介しながら、自分でも気づけるように見守っている。

表現

「卒園を祝う会」に向けて、感謝の言葉や歌に取り組んできた。練習では恥ずかしさや、自信のなさから、言葉がでなかったり、台詞のように発したりしている姿も見られた。伝えたい相手のことを考えていけるよう声を掛け、みんなで考えたことで、言葉に思いが入り伝えることができた。

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