5歳ぞう組2024年度11月のまとめ

健康

お昼寝がなくなり、気温差や、日が短くなったことで、頭痛など体の不調を自分の言葉で伝える姿も見られた。体を休めるスペースを用意するとともに、座ってできる遊びを一緒に考えるなどして、一日の過ごし方を工夫できるようにした。また、歯の生え変わりを初めて経験することからの痛みや、不安、を話す姿も見られた。その際には、共感し成長への楽しみにつながるような声掛けをして、安心できるようにしている。

人間関係

ボール遊び、鬼ごっこ、ブロックなど友だちを誘い合い、好きな遊びを楽しんでいる。イメージの共有や、意見を出し合ってルールを工夫し遊びを発展させる一方、自分のイメージを上手く言葉にできなかったり、相手の言葉を勘違いしていたり、折り合いがつかずトラブルになることもある。保育者が仲介することもあるが、友だち同士声を掛けルールを確認して遊びを続ける姿も見られるようになってきた。子どもたちの心の成長を見守りながら支援していきたい。

環境

他のクラスが寝ている時間の過ごし方をみんなで考えた。「静かに遊ぶ」と子どもたちから意見が出て、机、いすを使って、折り紙や、お絵描きを楽しむ子が多い。その中から、ゲーム機を作ったり、友だちと小さな声で絵本を読みあったり、なぞなぞや、間違い探しをしたり、自由画帳にストリーを作ったり、いつもとは違う楽しみも見つけている。「〇〇ちゃん寝ているよ」と、遊ぶ場所を移動するなど、自分で考えて、環境を整えていく姿に頼もしさを感じている。

言葉

友だちが使っているおもちゃを使いたくて、「貸して」の言葉に「だめ」と返事が返ってきて、悲しい気持ちになったと保育者に話すことがあった。相手の子も友だちの悲しそうな姿に気づいている様子。互いの話を聞いたり、前後の様子を見ていたりすると「使っているから、あとでね」の意味だったことが分かった。遊びに集中していたり、急いでいたりすると返事が単語になってしまうことがある。保育者も意味が伝わる言葉づかいを丁寧にしていきたい。

表現

お楽しみ会に向けて、合奏や歌、劇遊びをしている。台詞や、動きを考え、覚えていくにつれて、自信が見られるようになった。クラスだけでの練習だけでなく、他のクラスの友だちや、保育者、園長先生に見てもらうことも楽しんでいる。

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