健康
大きく体調を崩す子はいなかったが、咳や、鼻水が出る子がいる。自分で、体調や活動に応じて、マスクをしたり、鼻をかんだりしている。くしゃみが出るときには、口元に手や腕を添えるなどマナーに気を付ける姿も見られた。乾燥で、唇や、手を痛がる姿もあったので、加湿に気を付け、水分をこまめに取るように伝えた。月の後半には疲れが出たのか、昼寝をしたり、給食後に横になったりする子もいた。
人間関係
年明けから、お当番活動で、うさぎ組のお昼寝と目覚めのお手伝いに行っている。お手伝いに行くことを伝えると、自分のお当番の日を楽しみに指を折って数えたり、カレンダーを見たりする様子が見られた。うさぎ組の子どもたちも、お兄さんお姉さんが来るのが嬉しくて、合同の時間に、「今日来る?」「トントンして」とリクエストする姿が見られた。布団の間に座りトントンする姿は微笑ましく、そっと布団をかけ直してぞう組に戻ってくる姿は頼もしく感じる。
環境
「みんなともだち」の曲を保育者が弾くと、興味をもってピアノの周りに集まる姿が見られる。歌詞を見てひとりが歌い始めると、数人が一緒に歌いだしたり、その姿を遊びの手を止めて見たりしている。「きれいな声だね」「もう一回歌いたい」と、優しい音色とかわいい歌声が、クラスに響いていた。
言葉
新年の挨拶を、保育者や友だちとして休み明けの保育が始まった。季節の行事を家庭で経験したり、伝承遊びを取り入れたりしたことで、聞きなれない言葉に興味をもつ様子が見られた。
遊びの中で、「~しろよ」と命令口調の声や、「うんち」「おしり」などの言葉が聞こえてくることがある。その都度声を掛けて、相手に言われて嬉しい言葉やそうでない言葉もあることを伝えている。遊びやおふざけがエスカレートして気持ちが高揚すると聞こえてくるので、繰り返し伝えていきたい。
表現
自画像や保育園生活の思い出を絵に描いた。描き終えた作品を保育者に見せると、髪型のこだわりや、お気に入りの服のポイント、思い出の様子をひとつひとつ丁寧に話して思いを伝えようとしていた。友だちとも見せ合い、認め合ったり褒めあったりして、自信につながっている。