5歳ぞう組2022年度5月のまとめ

言葉

先月に続き、今日や明日などの日付の表現が分からない子が多くいるが、保育者と一緒に確認すると気が付き訂正していた。友だちとのトラブルの際には、相手の目を見て話すよう促したこともあり、互いに正面を見合って話し合ってはいるが、目を逸らしてしまう子もいるので、その都度目を見て話せるように伝えた。

環境

保育室内の環境設定を変え、玩具の種類も増えるとすぐに気が付いて嬉しそうに遊んでいた。玩具を片付けるカゴや、場所などの変化にもすぐに慣れてきちんと元の場所に片づけている。毎日の当番活動では給食時にティッシュを用意したり、台拭きで机を拭いたりとそれぞれ役割を把握し取り組んでいる。

表現

チェーンの玩具の色を使い分け、ジュースや髪の毛に見立てて自由に遊んでいる。6月の制作の時計作りでは数字の色をカラフルにしたり、好きな折り紙の柄を組み合わせたりしていた。「みんなと違うのにしたい」と、周りとの違いを楽しむ姿も見られた。

折り紙や自由画で遊んでいる際に、ハサミやクラフトテープを使いたいという子もいたので、安全に配慮し子どもたちが自由に使えるようにしていく。

健康

戸外遊び後、手洗いうがいの習慣が身につき丁寧に行っているが、トイレ後の手洗いで石鹸を使わずに済ませている子が多く見られる。着替え時の体拭きも定着し、全身を拭いている。食事前に手を洗う習慣がなく「トイレ行ったときに洗った」「さっき洗った」と言う子が多かったので、食事前後の手洗いも引き続き声を掛け定着するよう促す。

人間関係

遊びに合わせて一緒に遊ぶ友だちが変わることが多い。保育者役と園児役に分かれてごっこ遊びをしたり、氷鬼や鬼ごっごをしたりとそれぞれ自由に過ごしている。氷鬼などの集団遊びでは、ルールがバラバラでトラブルになったり、鬼を嫌がって途中でやめてしまったりすることもあるが、少しずつ集中して取り組むようになった。友だちの行動や言動に対して「絶対嘘だよ」「○○ちゃんのせいじゃない?」と友だちのことを否定的に捉える姿も見られたので、同じことを言われたらどんな気持ちになるのか、言われて嬉しいかなどを伝え、相手の気持ちに気付けるよう関わった。

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