5歳ぞう組2022年度4月のまとめ

言葉

自分の思いを相手に言葉で伝えようとしている。伝えたい思いが強くなると、口調が強くなりトラブルになってしまうこともあったので、その都度保育者が仲立ちして落ち着いて話ができるよう見守った。知らない言葉に対しても「どういう意味?」「どういうこと?」と興味を持っている。昨日や明日など、日にちの表現が曖昧なこともあるが、家や休みの日の出来事を自分の言葉で保育者や友だちに伝えようとする姿も見られた。

環境

新しい環境に、はじめは緊張と不安げな表情も見られていたが、少しずつ慣れてきたのか自然な笑顔が見られるようになった。手洗い場や個人のカゴの位置、汚れ物用の袋の場所など子どもたちと相談して決めたことで、場所や物の使い方をよく理解していた。

トイレや園庭など共用スペースの片付け(スリッパや砂場カバーなど)も積極的に行おうとしていた。

表現

歌や絵本、紙芝居などが好きで「読んで」と保育者に持ってくる姿が見られた。制作に対しても意欲的で、少人数で「はさみ」や「のり」「スタンプ」に挑戦すると楽しそうな表情が見られた。今後、出来上がった作品をみんなで見せ合い共有する機会なども作っていきたい。

健康

咳や鼻水が出る子が多かったが、熱等で欠席する子はほとんどいなかった。戸外遊び後や給食後など衣服の汚れに気が付くが、自分で判断できず「着替えるの?」「汚れちゃった」と保育者に伝えに来る子が多かったので、汚れを見つけたら自ら着替えられるよう促した。着替えの際、服の前後や気温に合わせた服装に気づかない姿もあったので、その都度伝え意識していけるよう今後も伝える。

人間関係

それぞれ気の合う友だちと自由に過ごしている。新しい担任保育者に対しても少しずつ表情も柔らかくなり、積極的に関わろうとする姿が見られるようになってきた。友だちとの関わりでは、遊びの中で互いの気持ちがうまく伝わらずトラブルになってしまう場面も見られたが、自分の思いを伝えようとしていた。集団遊びはほとんどの子が参加し氷鬼や鬼ごっこなど楽しんでいるが、少人数の集団になるとトラブルになり、やりとりで傷つく子が増えるので、近くで様子を見守っている。

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