5歳ぞう組2022年度3月のまとめ

言葉

生活に必要な言葉はほとんど身に付いており、就学へ向けて友だちに話す言葉や身近な家族以外の大人に遣う言葉も雰囲気で理解している子が多くいる。「おかわりください」「○○してください」など保育者が声をかけなくても自然と丁寧な言葉を必要な時に遣うことができていた。自分の意見や考えを話す際には手を挙げ、「僕はこう思う」「私はそう思った」など周りの意見を聞いた後に自分の意見を話していた。

環境

卒園式のために保育室内や廊下が飾られているのを見ると喜び、四季ごとの写真を見て懐かしむ子もいた。就学が近づいていることでクラスの友だちと小学校が離れてしまうことに寂しさを感じている子もいて、友だちとの関わりを更に深めようとしている。またお別れ会で全クラスとの交流があったことで、園庭に乳児クラスがいると一緒に遊んでいた。保育室が変わりはじめは落ち着かなかったが、時間が経つと落ち着いて過ごしていた。

表現

卒園式に参加し、保護者や保育者に成長した姿を見せようと張り切る姿が見られた。
卒園式後は就学へと気持ちが向かっている子が多く、保育者に「さみしい」「先生と離れたくない」と不安な気持ちを言葉や態度で表す子もいた。

散歩先で見かけた花や虫を、自由画帳に描いて友だちや保育者に見せたり、折り紙を折り表現したりする子もいた。

健康

保育者が保育室内を掃除していると「手伝うよ」と率先して手伝おうとする姿がある。また園庭や保育室内が綺麗になると「気持ちいいね」「きれいだね」と喜ぶ子もいた。また園庭や保育室内で友だちが危険な玩具の使い方をしているのに気が付くと「危ないよ」「怪我するよ」と声を掛ける姿も見られた。

人間関係

保育者の促しがなくても「ありがとう」「ごめんね」と必要に応じて気持ちを伝えることができるようになり、トラブルも減った。
集団遊びの際に全員が平等に参加できるように仲立ちをしようとする子もいて、喧嘩やトラブルが起こらないように意識する姿も見られた。保育者や友だちとの別れに寂しさを感じている子が多く、保育者に甘えたり降園時に泣いたりする子もいたので気持ちを受け止め安心できるように関わった。

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