5歳ぞう組2022年度11月のまとめ

言葉

友だちとのやり取りの際に、威圧的な話し方や感情的になることがある。そのような姿が見られた際には保護者にも園での様子をこまめに伝えた。相手に自分の気持ちを伝えることはできているが、相手の話を聞き入れることが難しいので、相手の話を聞いてから自分の意見を話せるように促していきたい。

環境

歯磨きの環境を変え、今まで4人ずつだった場所を2人ずつに分けて2カ所で磨けるようにしたことで、それぞれ自分のペースで磨くことができるようになった。保育室内におたのしみ会で使用する大道具や楽器が置いてあるのを見ると「はやく劇やりたい」「歌いたい」と劇遊びを楽しみにしている様子が見られる。平仮名やカタカナをスラスラとよめるようになったことで、絵本や図鑑のルビを指でたどりじっくりと読み進めている。

表現

劇あそびでは、毎回セリフの言い回しを変える子や、セリフに合わせた動きを自分なりに表現する姿がある。また遊びの中でも「○○くんの作ったやつかっこいいね」「

これ上手にできたね」など互いの制作や遊びの中で作った物に対して褒め合っていた。また合奏が好きな子が多く、自分の担当以外の楽器にも興味を示しているので今後様々な楽器を楽しめるよう機会を増やしたい。

健康

咳や鼻水が続いており、発熱により欠席・早退する子が多くいた。また園で咳が多く苦しそうにしていた子の保護者には受診をお願いし、体調の変化に配慮した。全員が着替えの際に長袖を選んで着ているが、中には薄い長袖を着て「寒い」と言う子もいるので上着を着るよう促したり、室内の温度をこまめに変えたりして空気の循環にも気を付けた。

人間関係

自分の思ったことを相手に伝えることは出来るが、相手が思っていることに気が付けなかったり気づこうとしなかったりと一方的なやりとりになることが多い。友だちが困っている時には保育者が声を掛ける前に気が付き、友だちの片づけに協力しようとする子や、助けようとする子もいる。集団であそんでいる時や、話し合いの時などに特定の子ばかりが前へ出て話が進んでしまうこともあるので、そのような場合は保育者が間に入り、みんなで決められるよう関わっている。

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