5歳ぞう組2022年度10月のまとめ

言葉

自分の意見や考えをみんなに伝える場を増やしてきたことで、人前に立ち発言することに抵抗がなくなってきた。日常生活や遊びのなかで、意図せず相手が悲しむことを言ってしまう子もいた。家での話や楽しかったことなどを互いに話し合い、会話が広がっている。友だちとのトラブルや、嫌なことがあった際の状況説明が曖昧な子も多いため、保育者が一緒に状況整理をして簡単な言葉で説明できるよう促している。

環境

毎日の当番活動に責任感を持ち取り組んでいる。台拭きやティッシュの用意の他にも雑巾がけや食事後の机拭きなども「やるよ」と互いに声を掛け合って取り組んでいる。また日付のカレンダーを朝の会でめくることを楽しみにしており、日付や曜日も理解している子が増えた。

表現

運動会のポスターを描くと、バルーンやバンブーなど自分たちが楽しみにしている競技を絵に表しており、園内に自分たちの描いたポスターが掲示されていると嬉しそうにしていた。10月の制作では、自分で好きな大きさを決め、眼鏡をかけたり帽子を被らせたりするなど個性のあるおばけを自由に表現していた。

健康

衣服の汚れに少しずつ気付けるようになる。集団遊びも長く続くようになり、縄跳びやボール遊びなど遊び方もダイナミックになり活動量も増えたが午睡をせずに1日過ごす子もいる。トイレ後の手洗いをせずに「手洗ったよ」と言う子が多いので、きちんと洗えるよう見守り声掛けをすることで、丁寧に洗えるようになった。

人間関係

先月に続き、ルールのある遊びを自分たちで展開させようとするが特定の子のマイルールになりトラブルになることもある。友だち同士が喧嘩や言い合いをしていると周りに集まり、心配そうに見つめる子や保育者に知らせに来る子もいる。集団生活のなかで周りの子を見て状況を把握しようとする姿も見られるようになり、こちらから声を掛けなくても次に何をするか自分から気付けるようになった。

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