言葉
・保育者が全体に声掛けをしようとしたときに、全体の様子を把握している子が「せんせいがみんなにはなしをしたいみたい」と声を掛けると、友だちの声に耳を傾けて話を聞く態度になっていた。
・異年齢での関わりが少ない中、小さい子たちと関わった時は年齢に応じた声掛けをすることができた。
環境
・玩具や塗り絵などが床に落ちていても「じぶんのじゃない」「つかってない」といい、そのままになってしまうため、自分の使っているクラスや身の回りは綺麗に使うことや、自分のではなくても誰のものかを聞いたり、片づけたりできるよう声を掛けると「これだれのかな~?」と問いかける姿が見られた。
表現
・おひなさまの制作で、絵の具とスポンジを使って制作すると、色を混ぜたり、綺麗な市松模様を表現したりなど、想像の幅が広がった。その姿に影響されて、周りの子たちも真似をする子がいた。同じ材料を使いながらも、一人一人の表現の仕方が制作に表れていた。
健康
・登園時、遊んだ後、食前などこまめに手洗いや手指消毒をするように心掛けていると、保育者が声を掛けなくても習慣になっているようで、自分から気づいて清潔を保っていた。
・週末になると体調を崩しやすい子が多かったため、朝の視診は怠らず、一人一人の体調の変化に気付けるようにした。
人間関係
・好きな遊びが変わってきたことにより、遊ぶ友だちも少しずつ変わってきた。今まで遊びの時に関わっていなかった子と遊びを見つけることで、新たな楽しさを見つけていた。
・どう伝えれば相手に伝わるのか、傷つかないのかを少しずつ意識できるようになり、強く言い過ぎてしまった時は言い直す姿も見られ、友だちを思いやっていた。