言葉
・自分の思いをしっかりと相手へ伝えることが増えてきたので、言葉によるトラブルも多くなってきた。口調が強くなってしまったり、本人は良かれと思って言った言葉が相手にとっては傷ついてしまう言葉になってしまったりしていた。その際、保育者が間に入りお互いの気持ちを代弁すると、納得している姿があった。
環境
・活動を行う時間を時計を使って「長い針が〇〇になったらお片付けして、お散歩いこー」と声を掛けると、その後保育者が声を掛けることなく子どもたち同士で「〇〇になったからお片付けだ」と言って気付いている。そして、気付いていない子がいると「時間過ぎてるよ」と声を掛ける姿が見られる。
・遊んでいる玩具が床に落ちると、拾ってから遊んでいる。過ごしている環境が綺麗な状態が良いと思う子が多くなってきたようで、掃除も丁寧に行っている。
表現
・お正月ならではの凧揚げや福笑いすごろくといった遊びを制作の中で行うと、やってみたい・作りたいという子が多く、個性ある作品が完成すると友だち同士や保育者に嬉しそうに見せていた。
・生活していく中で目にする物を、子どもたちが工夫して遊びの中に取り入れることが多くなり、保育者が「これはなに?」と聞くと「お詣りしたときにやっていたの」と言って厄除けの際に神主さんが使っている「お祓い棒」を木の枝を使って表現していた。
健康
・インフルエンザ・コロナウィルス・溶連菌といった感染症で欠席する子がいた。そのため、感染症予防として換気をよくして手洗い・うがいもしっかりと行うようにしていった。子どもたちも病気にならないように外で体を動かして、いっぱい食べてたくさん寝ると言って、戸外遊びをしてご飯を食べて入眠する子が多かった。また、食事では以前よりも食べ、苦手な食材にも挑戦して少し口にしてみる子が増えていたように感じた。
人間関係
・言葉によるトラブルや一緒に遊びたいという思いから、本児は面白いと思ってやっていたことが相手にとっては嫌でトラブルへと発展してしまうことがあった。その際は、子どもたちが思っていることを伝えられるよう保育者が間に入ると解決していた。また、周りにいる子が間に入り、解決しようとする姿も見られた。
・友だち同士で遊びを考えて、保育者に自分たちで考えた遊びを見て欲しい・参加して欲しいと思った際に保育者を遊びに誘っていた。