言葉
・遊びの中で、友だちに対して自分の思いを通そうと気持ちを強い言葉で伝える姿が多かった。優しい言葉で伝えることや、言い回しを変えられるように伝え、友だちとトラブルになっても自分たちだけで解決していけるように促している。
・保育者に対しても自分の気持ちを上手く言葉に表現できない子もいるので、安心して気持ちを伝えられるような環境を整えていく。
環境
・新しい環境や担任に大きく戸惑う子どもはいなかった。
・支度の仕方や歯磨きなどの新しい習慣についても、子どもたちと丁寧にやり方や決まりを確認したので、決まりを守り意欲的に行えている子どもが多い。
・その日によって子どもたちの気持ちが落ち着かないこともあるので、全員で動くのではなくグループに分かれて遊んだりと、落ち着ける環境作りを行っている。
表現
・折り紙や、ハサミ、のりを使った製作を行った。手先を使うのが得意な子、苦手な子と大きく差があった。なるべく少人数で行い、怪我のないように見守りながら使い方を伝えるようにした。苦手な子もやる気の出るように手を貸しながらゆっくりと進めていく。
・絵の具でのスタンプ遊びでは、色を選んで好きなように押して遊べるように用意した。好きなようにスタンプを押して自由に楽しんでいる子どもが多かった。
健康
・鼻水の出ている子どもが数名いた。自分ですぐに鼻水を拭けるようにティッシュを子どもの手の届く場所に置いて、自分で使えるようにしている。遊びに夢中になり、鼻水が垂れている時には声を掛けて自分で拭くように促し、清潔を心掛けた。
・給食後の歯磨きを始める。歯磨きの扱い方、歯の磨き方を子どもたちと一緒に確認し、口の中を清潔にする大切さを知らせた。
人間関係
・友だちと一緒に遊びたい気持ちが大きくなって入るが、保育者に対して「○○って言われた」「一緒に遊ばないって言われた」などと伝えてくる子どもが多い。友だちに自分の思いを自分で伝えられるように促したり、必要な時には保育者が仲立ちし、一緒に遊べるように促している。
・園庭で遊ぶ際にも、しっぽ取りゲームや鬼ごっこなど友だちや保育者と一緒に楽しめる遊びを取り入れている。