言葉
・言葉が上手く伝わらない、受け止めてもらえないもどかしさから、互いに苛立ちや納得いかない姿が多く見られた。子ども同士で解決できない場合は傍で見守っていた保育者が気持ちを受け止め、互いに納得して遊べるようにした。また、終わったことの内容も引きずってしまうため、納得いかないことはその場で解決するようにした。
環境
・玩具の片付けの際に、他の玩具と混ぜたまま片付けたり、箱に入れずに棚に置きっぱなしにしたりなどの姿が見られ、整理整頓ができていなかった。また、玩具が落ちていても見て見ぬふりになってしまうため、改めて部屋を綺麗にすることの大切さを子どもたちと話し、それぞれが意識して片付けられるようにした。
表現
・保育室の一角に秘密基地を作った。どんな家にするか、内装はどうするのかは子どもたちで話し合い、ダンボールやテープなどを使い、協力して基地を作っていた。ダンボールを囲ってお風呂を作ったり、ポストを作ったりしていた。「ここはね○○なんだ」「もっとこうしたほうがいいんじゃない?」と互いに工夫し合い、満足のいく基地を作っていた。
健康
・暖房をつけて過ごしているため、喉が乾燥している子が数名見られた。そのため、こまめに水分補給をするように促して喉を潤した。また、乾燥による咳の症状の子がいたため、咳をするときは手で口を覆うように伝えた。
・発熱する子はほとんどいなかったが、疲れが見られた時は、保育室でゆったり過ごせるように配慮した。
人間関係
・年長と散歩に出掛けたり、一緒に食事をしたりすることで、いつもとは違った子どもたちの様子が見られ、甘えたり頼ったりしていた。異年齢の交流を今後も増やし、来年度の年長へ向けて、心や体の育ちを促していきたい。