4歳きりん組2020年度7月のまとめ

言葉

「おおさかうまいもん」の手遊びが好きで、保育者と一緒に楽しんでいる。保育者の問いかけに対して身振り手振りで反応を示すことが多く、声が出ないことがあったので声を出して返事ができるよう伝えた。保育者に話を聞いてもらいたい時に、声の大きさが調節できず大きな声になる場面が多くあったので、声の大きさや話す際の距離などを一緒に確認していった。

環境

当番活動に慣れ、活動を楽しみにする姿が見られている。保育室内にひらがな表を用意すると、紙に自分の名前を書いたり、「まま」「ぱぱ」「だいすき」等書いたりして嬉しそうに保育者に見せている。散歩に行った際に、土の中からセミの幼虫が出てくるのを見ると、初めて見る子がほとんどで、最初は怖がる子もいたが多くの子が静かに様子を見守っていた。幼虫の背中にアリが群がり、食べられそうになっているのを見ると「がんばれ」「まけないで」と必死に応援していた。

表現

「ぼうけんぼくらのなまむぎごう」や「どろんことたいよう」、季節の歌をみんなで歌うと体を揺らして楽しんでいた。歌詞が多い曲はまだ苦戦している様子だが、みんなで一緒に歌う雰囲気を楽しんでいるので引き続き見守っていきたい。ワミーや折り紙などで靴や剣を作り、なりきり遊びを楽しんでいた。思い描いた物を作り上げると、保育者や友だちに「みてみて」と嬉しそうに話しかけていた。

健康

汗や水で服が体に張り付くと「ぬげない」「かたい」と保育者に訴える姿が多く見られたが、保育者が様々な脱ぎ方を提案すると、自分で脱ごうとしていた。戸外遊び後の身体拭きでは、顔から足の方へと丁寧に拭いていた。入室後のうがいを忘れてしまう子が多かったので、その都度伝えると「そうだった」と丁寧にうがいをしている。

人間関係

集団で遊んでいることが多いが、決まった遊びを楽しんでいることが多い。園庭ではタイヤとマットでお家ごっこをしている子が多くいたが、飽きている子の姿も見られたので体を動かす遊びを一緒に楽しんだ。ルールのある集団遊びでは、はじめだけ保育者が入ると、その後は子どもたちだけで遊びを展開していた。また虫や花などを見つけると、保育者だけでなく友だちに見せたいという気持ちから「○○ちゃんにみせてくる」「みんなにみせてあげよう」と見たものや嬉しかったことなどを共有しようとしている。

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