3歳うさぎ組2023年度6月のまとめ

言葉

生活に必要な言葉や、大人に遣う言葉などが多く見られるようになる。自分の気持ちを言葉に出来るようになり、進級時に比べると意思の疎通がスムーズになった。単語を並べて意思を伝えようとする子もいたので、きちんと会話になるよう促したり保育者が気持ちを代弁したりしたことで、時間はかかっていたがきちんと気持ちを伝えようとする姿があった。

環境

人数確認や、1日の予定を話す際に天気に関心を抱くようになる。「晴れてるね」「曇っているけど暑いね」など天気だけでなく気温にも気づく子がいた。数に興味を持ち始めており、1から10までは分かっている子が多いが11以降が分からず「おしえて」「なんだっけ」と保育者に尋ねる姿が見られたので、モノの数や大きさなどに興味を持てるよう関わった。

表現

6月の制作で「雨」のスタンプをすると、テラスに出て降っている雨を見ながらスタンプを押す場所や色にこだわっていた。はさみを使った制作では、持ち方や力の入れ方が分からず不安そうな表情を浮かべている子もいたが、保育者がそばで持ち方などを伝えると、1回切りの感覚を楽しんで切っていた。

健康

戸外遊び後の体拭きでは、顔を拭くと「さっぱり」「気持ちいい」と清潔感を感じていた。着替えの際には裸にならない、すぐに服を着るなど集団生活の中での自分の体の大切さを伝えていった。発熱がなくても咳が多く出ている子や、普段よりも食事量が少ない子も見られたので降園時に保護者にも伝え、園と家庭で子どもの体調を共有した。

人間関係

新入園児の子も園生活に慣れ、友だちとの関わりが多く見られるようになる。3,4人の小さな集団でごっこ遊びや虫探しなどをするようになったことで、今まで同じ空間で遊んでいた子たちが戸惑う姿もあったが、保育者が間に入り他児と関わって遊べるよう促したことで自ら集団に入って遊んでいた。言葉の数も増えトラブルも少しずつ減ってきている。

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