3歳うさぎ組2018年度2月のまとめ

言葉

「ともだちや」シリーズの絵本がお気に入りな子どもたち。読み終えると「何でお友だちになるのにお金出すの?」と質問があった。その後、子どもたち同士で「変だよね」「でも、おおかみさんが友だちだからいらないよって教えていたよ」と会話する場面が見られた。物語の内容を深く捉え、なぜ、どうしてという不思議さを感じたり、感動したり様々な気持ちに触れながら絵本の世界に浸るようになった。

環境

お散歩の時、数人の子どもたちが咲いている花を抜いてしまった。それに気付いた他児が「ダメだよ!」と伝えると「だって、綺麗だからママにプレゼントするんだもん」「でも、お花が可哀そうだよ。死んじゃうよ」と話している場面が見られた。担任が「どうしようか?」と投げかけると「今日は紙コップにお水入れて、その中にお花をいれよう」「これからは、ママにお話しするのはどう?」「絵を描けばいいよ」と色々な意見を伝えあった。クラス全員で自然の中で咲いている花の命について考え、話し合う機会となった。

表現

ひな人形の制作を行った。着物作りには千代紙を使用したが、いつもと違う柄に気づき「この折り紙綺麗だね」と嬉しそうな様子だった。お内裏様とお雛様の説明をすると「男の人だから青にしようかな」「女の人は可愛い模様にしよう」と考えながら選ぶ姿が見られた。作る途中、玄関に飾られている雛人形を見に行く子どもたちが多く「優しい顔だね」など感想を伝え合っていた。顔はクレヨンで描いたが、一人一人表情豊かな可愛い作品に仕上がっていた。

健康

園庭に出ると「だるまさんがころんだ、やる人―!」と友だちを誘い、自分たちで「おにきめ、おにきめ、おにじゃないよ」と歌いながら決め、ルールを守りながら楽しく遊ぶ姿が見られた。大繩にも興味を持ち両足でリズムよくジャンプができるようになり、フープでは自分の体を上手く使いながら回し、たくさん体を動かして遊んでいた。

人間関係

年長クラスが貝の浜公園で他園とドッジボール、リレーを行う為、応援に行った。出発前に「ぞう組さんが頑張れるように、一杯応援する!」と張り切る様子が見られた。始まると大きな声で「○○お兄ちゃん、○○お姉ちゃん頑張れー」と全員が最後まで一生懸命応援していた。年長児との関わりの中で、優しさや楽しさなど子どもたち一人一人が様々な思いを感じ大切に思っていることや、繋がりの深さを感じた。

育児あれこれ