3歳うさぎ組2018年度12月のまとめ

言葉

友だちとの関わりの中で「いや」「だめ」とだけ言ってトラブルになる事があったが「~だからしたくない」という自分の気持ちを相手に伝え、そこからお互いの思いを話し合うことができるようになってきた為、できるだけ子ども同士で解決できるような仲立ちをした。また、友だちのトラブルに気付くと理由を聞き解決させようとする子が増えてきた。

環境

年末、クラス全員で保育室の大掃除を行った。二人一組になり雑巾を順番に使うこと、床や椅子を拭く事を伝えどの様に行うか見守った。「ジャンケンで決めよう」と順番を決め「ここもやろう!」と椅子を逆さにし、相手がやり易いように考えながら支えていた。一枚の雑巾を二人で並びながら拭き「先生、仲良しでしょ!」と言いながら協力し合う姿が見られた。

表現

クリスマスのリースを制作した。リースの部分は、赤・緑・黄緑の細長く切った色画用紙を

三つ編みにし、出来上がった物を担任が丸の形にした。初めて三つ編みに挑戦したが「次は何色電車がこんにちは?」と投げかけると「赤電車が一人で寂しいから、今度は緑電車!」と答えながら丁寧に折っていた。そして、折り紙で作ったサンタクロースと綿をのりで貼り完成させた。次はどこを折るのかをじっくりと考え、取り組む事ができるようになった。

健康

12月は上着を着て園庭で遊ぶことが多かった。遊ぶ途中、動きにくさや汗をかくと脱ぎ「外でいっぱい走るから、ジャンパー着なくても大丈夫!」と自分で衣服の調節をしながら活動する子が増えた。また、ファスナーの上げ下げ、ボタンの掛け外し、袖の裏返しを直すなど自分でしようとする姿が見られた為、やり易い方法を丁寧に伝え、自分の力でできた喜びを味わえるよう援助した。

人間関係

年中に向けてクラスで「どんなお兄さん、お姉さんになりたいか」話し合う機会を増やした。投げ掛けると「バイキングの時、お迎えに来て優しくしてくれたよ」「タイヤを片付ける時、一緒に持ってくれた」「お昼寝の後、お着替え手伝ってくれた」など一人一人が具体的に説明していた。「いつもみんなのこと考えてくれて素敵だね」と伝えると「かっこいい、優しいきりん組になる!」と笑顔で答え、進級への気持ちが少しずつ高まってきた。

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