食事
食事が机の上に配膳されると、いただきますと声に出して食べ始めている。
満腹中枢が少しずつ育ってきているのか、今までは何回も繰り返しおかわりをしていた子も「もういらない」「おなかいっぱい」と保育者に知らせる子もいた。体も大きくなってきて、食べる量は増えてきているように感じる。
睡眠
室内あそびが続くと、体力も有り余っているのかなかなか寝付けない日もあったがどろんこや水遊びが始まると。今まで通りの時間に入眠していた。午睡明け、自分の布団を畳む子を保育者が褒めると、その姿を見た周りの子も真似をしていた。
排泄
午睡明けに紙パンツが濡れていない子は、保護者にも知らせて家庭で少しずつトイレトレーニングをしてもらうよう促した。一人一人のペースに合わせ、無理のない範囲で進められるようにしていく。パンツを履いている友だちを見て、周りのオムツの子どもたちも積極的にトイレへ行き、便座に座ることが多くなってきた。
健康
咳、鼻水は落ち着いてきた。外気と室内温度の差が大きく、体に疲れも見られるのでこまめに換気をしたり、水分補給をしたりして体調管理に気を付けた。戸外遊び後にシャワーをすると「きもちいい」「きれいになった」と子どもたちから反応も見られるようになった。シャワーを嫌がる子もいるが、保育者が「顔は濡れないからね」と声をかけると安心している様子も見られた。
身体発達
平均台や、ジャンプなど体を使った大きな動きに対して不安を感じている子がいる。サーキットでジャンプを取り入れ、保育者が手を差し出すと安心しているが、一人ではまだ怖いようで援助が必要。室内用の平均台では、高さもあまり無いため怖がる様子は無いが、パンダ公園にある高さ10センチほどの平均台は、慎重にゆっくり渡ろうとする姿があった。「怖かったらやらなくても大丈夫よ」と保育者が伝えると、怖い気持ちもあるが「挑戦したい」「やりたい」という反応が見られたので、そばで安全に配慮し見守った。
情緒面
今までは、自分でできないことがあると「やって」と保育者に助けを求める姿が見られていたが、最近は保育者が手伝おうとすると「やる」と自分で最後までやり遂げたいという気持ちが強く見られるようになる。家庭環境の変化や、成長による気持ちの変化も強く感じられ、見守りと援助のタイミングやバランスをみながら関わるようにしていきたい。
言語
子ども同士のやりとりが増え、保育者が仲立ちをしたり代弁したりしなくても、子どもたちだけでやり取りができるようになってきている。特にままごとや見立て遊びに夢中な子が多く、遊びを通して簡単な敬語をつかったりそれぞれ役になりきったりして、言葉を使い分けている姿が見られている。
保育者や友だちに何かをしてほしい時、伝えたい時に単語のみで相手に伝えようとすることがあるので「○○、かして だね」「○○おかわり ちょうだい だよ」など伝え方やその時に必要な言葉を保育者が知らせると、言い換えている。