5歳ぞう組月のまとめバックナンバー

5歳ぞう組2023年度11月のまとめ

健康

健康で快適に過ごすための習慣が身に付いてきているが、厚着になりがちな子もいるので、自分から気づいて衣服の調節ができるように今後も丁寧に関わっていきたい。高砂会を通して、コマを回している友だちを見て憧れを持ち、やりたいことに向かって毎日繰り返し、自分で回そうとする姿もあった。上手くいかなくても何度も根気強く挑戦するようになった。

人間関係

保育者も一緒にルールのある遊びを楽しみながら、ルールを守って遊ぶ楽しさを共感したり、共有したりしていくようにした。みんなで何かに取り組む時に「自分が」という思いが強い様子が多かったが、少しずついろいろな経験をする中で状況を理解し、考えながら行動できるようになってきている。友だちに必要とされていることに喜び、お世話をしようとしたり、気に掛けて優しく接することができたりする姿が増えてきた。

環境

収穫したさつま芋の芋づるを使ってリース作りの体験をしたことで、クリスマスに向けて楽しみにしている姿が見られた。劇の台詞の書いた紙や歌の歌詞に興味を持ち、読んだり、書いたりすることを楽しみ、書き写した紙を使いながら遊びに取り入れたり、覚えようとしたりする子どももいた。

言葉

集団の中で、人の話をよく聞き、思ったことを自分の言葉で伝えることができる姿が増えた。経験したことなど思いを言葉にできるようになってきたが、人の話をしっかり聞くことが難しい場面もある。また、興味関心のあることはしっかりと聞く姿勢を保てるが、説明や集団の指示の場などは、集中して話を聞くことが苦手な様子もあるので、指示を理解しているか確認する必要があるときは、個別に対応している。

表現

おたのしみ会での役決めや衣装作りに小道具や背景と自分のイメージを持って、一人一人、興味関心を持ちながら楽しんで取り組んでいた。背景は友だちと協力し合ったり、話し合ったりしながら満足するまで行いながら、できた満足を味わう姿が見られた。自然物を使う制作は出来なかったが、廃材を使い自分で考えたり、工夫したりしながら制作遊びを楽しんでいる。出来た作品を飾ったり見せ合ったりする様子も多い。…

5歳ぞう組2023年度10月のまとめ

健康

朝の集まりなどの話し合いの機会に、生活リズムについて話しをしたことで、興味や関心を示した様子や自ら進んで行う姿が見られた。また、戸外遊びや散歩での手洗いは習慣になっているので、うがいも風邪や感染症予防になることを伝えながら進んで出来るようにしていく。

人間関係

集団遊びを通して、子ども同士でルールを決めて楽しんでいる様子を見守った。ルールを守ったり、守らなかったりする中でいざこざが起きることが多いので、互いに納得できるよう話し合いの場を設けるようにする。お当番の役割などをグループ同士で教え合ったり、手伝ったりと協力しあいながらやり遂げる達成感を味わっている。今後も見守っていきたい。

環境

散歩や遠足を通して秋の自然に触れ、自然物を拾ったり、集めたりしながら発見や気付きや調べるなどをして、さらに興味や関心が深まった様子が見られた。今後も戸外活動を取り入れながら、自然物や季節の移り変わりにも興味を持って感じたり味わったりして、五感も育めるようにしていきたい。

言葉

朝の集まりの場で自分が話したいことや、当番の仕事をみんなの前で発表することを楽しみにしている子どもが多くいる。友だちの話に耳を傾けて、興味を持って質問したり、共感し合ったりする姿も増えていて楽しみにしている様子が見られる。

表現

廃材や折り紙などを使って、ハロウィンに向けて自ら考えて、作る楽しさを感じていた。運動会が終わった後も、運動会で踊ったソーラン節を「おどりたい!」と発信する子どもと一緒に、多くの子どもが楽しんで踊っている。…

5歳ぞう組2023年度9月のまとめ

健康

前半は元気に過ごしていたが、中旬辺りからコロナウィルス感染や溶連菌や高熱などで体調不良の子どもが多かった。大きく感染が広がることはなかったが、今後も寒暖差もでてきて体調を崩しやすい時期なので、風邪の予防について話をしたり、衣服の調節など自分で気が付いてできるようにしたり伝えていく。

人間関係

運動会を通して、練習を友だちと一緒に行いながら目的を持って協力したり、勝敗を喜んだり、悲しんだり、悔しい気持ちなど経験したことで、みんなで取り組む楽しさを感じている姿が見られた。また、やり遂げたことや満足感、達成感をチームでの競技を通して味わえたのは良かった。

環境

今月も暑い日が続き、室内で過ごす機会が多かった。室内で遊べる遊びを子ども自ら考えて楽しんで遊んでいた。運動会練習でもソーラン節やバンブーを室内でできる範囲で行い、積極的に参加し保育者がいなくても友だち同士で遊びの合間に振りを踊って楽しむ姿が見られた。遊びの切り替えで、片付けが雑になったり、やりっぱなしになったりすることも多いので、子どもたちの話しあいの場で話し合いを通してどうしたら良いのかを考えていきたい。

言葉

自分の伝えたいことは、集りの時に自信を持って話している子が増えてきた。友だちの話にも興味を持って聞いたり、質問したり、答えたりとやり取りする姿もあり、楽しんでいる。今後は、保育者も含めて話の広がりや展開が出来るようにしていきたい。運動会を経験して、みんなで初めや終わりの言葉は興味を持って積極的に覚えている姿があった。当日も保護者の前で、自信を持って発表していた姿に成長を感じた。

表現

運動会に向けてのポスターや入場門の飾り付け、親子競技の馬のお面は、一人一人楽しんで、考えたりこだわったりしながら取り組んでいる様子が見られた。また、折り紙の花火作りは、はさみを使って作り方を教えてもらうと出来上がりの喜びや満足感を味わっていた。自分たちで作品を部屋に飾ったり、色画用紙に貼ったりと工夫して仕上がりを楽しんでいた。…

5歳ぞう組2023年度8月のまとめ

健康

暑い日が続き、水遊び以外は戸外に出る機会がなかったが、室内でも十分な水分補給と休息を心掛けながら過ごした。コロナ感染もまだ続いているので、引き続き部屋の換気や手洗い・うがいなどの声掛けをしていくようにする。水遊びの前に子どもたちのリクエストに応えながら、好きな体操や運動会で踊るソーラン節を楽しんで体を動かし、期待を持ってプールに向かっていた。

人間関係

なかよし会の作り物の折り紙では、興味を持って折り方を覚えたことを喜んで、繰り返しつくったり、分からない友だちに教えたりしている姿が見られた。また廃材を使って、気の合う友だちと一緒に考えたり、試したりしながら力を合わせて作品を作り、作った作品で遊ぶなど共有し達成感を味わう姿があった。今後も友だちとの共通の目的やイメージを持って表現したり、体験したりできるようにしたい。

環境

夕立や雷や雨雲などの自然事象を見たり感じたりする機会があったことで、興味、関心を持って朝の集まり時に話題にし、子どもたちもさらに興味や関心が広がっていく様子が見られ、保育者自身も学びになった。自分で作ったレゴブロックやラキュウに折り紙の作品を、飾り棚や室内の壁面に飾る姿も多かった。その作品に対して、友だち同士や保育者と出来た感想や達成感、満足感が味わえたことや、共感できたことは良かった。

言葉

自分の気持ちや思いを伝えようとする姿を認めたり、褒めたりしながら、自信に繋げていくようにしたことで、以前は手を挙げて発言しない子も伝えようとする姿も見られるようになってきた。また、朝や帰りの集まりでは、友だちとの関わりの中でみんなに伝えたいことを話す姿も見られる。一つの話題をみんなで考えたり意見を言い合ったりしながら、決めていく様子が増えるようにしていきたい。

表現

絵の具やブラシを使ってブラッシングをし、絵の具の色が落ちていく様子やなかなか色が着かないなど製作を通して、色々な発見や気付きを感じて、言葉にしている姿が多かった。今後も経験を通して、気付きや発見をしながら楽しめるようにしていきたい。運動会で踊るソーランの曲をかけ、保育者が踊っていると興味を示して、真似をして踊る様子があった。振りを覚えると「どっこいしょやりたい!」とリクエストをする姿が増えていった。運動会に向けて保育者も一緒に楽しんで進めていきたい。…

5歳ぞう組2023年度7月のまとめ

健康

前半は室内、戸外問わず、こまめな水分補給と日陰に入ることを伝えたり、戸外と室内と時間配分に気を配ったりしながら過ごした。暑い日が続いているので、戸外遊びや散歩に水遊びができない日が続いたことやコロナ感染もあったことで、マスク着用で過ごす日々もあった。子どもたちも気にしながら、つけてない友だちに「マスクは?」と聞いたり、教えたりする姿がみられた。

人間関係

水遊びの約束事やルールなど、プール開きを通して楽しみながら聞いたり、応答したりしていた。安全に注意して遊ぶことを確認し、友だちや保育者と楽しんでいた。行事に向けて、クラスで何をするのか、何を作っていくのかを話し合いの場で伝えることが多かったが、興味を持って自分のやりたい作品を工夫したり、考えたりしながら、友だち同士で楽しみ関係が深まっていく様子もあった。

環境

畑で育てているパプリカの大きさや形、色を見たり、触ったりしながら「つるつるしてるね」「なんか、かたい」「ピーマンみたい」などの気付きや発見を発言したり、伝えたりする姿が見られ、保育者も一緒に共感し、今後の生長にも期待が持てるよう水やりや雑草抜きなどのお世話をしていくことを伝えていく。

言葉

遊びの中で絵や文字や数字を書いたり、分からない文字は、ひらがな表を見て書いたりする様子もある。朝の集まりで、ボードを使いながら活動内容やその日の給食やおやつのメニューなどを文字にしたことで、興味を持って読んで発表することを楽しみにしている。自分が伝えたいことや聞いてほしいこと、困っていることなど、朝の集まりや話せる場をつくったことで発言する子どもが増えている。それに対して、それぞれの意見や気持ちを伝え合う姿も増えて、自信に繫がっているので、今後も続けていきたい。

表現

制作や遊びで使う素材を準備し、発想や工夫することを見守ったり、認めたりしながら楽しんで取り組めるようにした。出来た作品を友だちや保育者に見せ、飾り棚にかざり友だちや保育者に説明することで満足感や達成感を味わう姿が多く見られる。「なんでやねん」の絵本を喜んで見る子どもが多く、その体操に挑戦してみると喜んで踊り、その後も保育者にリクエストをして、友だちや保育者と一緒に曲に合わせて踊ることを楽しんでいる。…

5歳ぞう組2023年度6月のまとめ

健康

前半は元気な様子で過ごしていたが、中旬辺りから咳や鼻水、溶連菌、ヒトメタニューモに感染した子どもがいた。時期的にも感染症や夏風邪が流行る時期なので、一人一人の体調管理や病気の予防についても子どもたちと話しあったり、確認しあったりした。保護者との伝達や連絡も密に行い、今後も心掛けていくようにする。

人間関係

友だちの遊びに興味や関心を持って、「たのしそう」「いっしょにやりたい」という気持ちで遊びの面白さを子ども同士で共有している姿がある。子どもたちが互いに刺激を受けながら、遊びがより豊かに楽しくなっていくように保育者も仲間として加わりながら、子ども同士のアイデアを築いていけるような援助をしていく。

環境

砂、泥、水、粘土など身近な素材に触れて感触を楽しみながら試したり、工夫したりとダイナミックに遊びを展開し、経験したことで好奇心や探求心に繋がっている姿が見られる。この時期ならではの砂や水に触れて開放感が味わえる遊びを十分に取り入れ、思わず遊びに入りたくなる魅力的な環境が作れるように工夫していきたい。

言葉

友だとちと遊びながら、イメージを表現する言葉がでてきたり、気にいった言葉で友だちと繋がっていく楽しさも同時に感じたりしている。遊びの中から簡単なめあてをもって遊びに取り囲む中で、自分の思いを伝えようとしたり、相手の話にも耳を傾けたりしていけるように保育者も一緒に共有や共感しながら見守っていく。

表現

様々な素材と触れ合う中で、自分で作り上げた作品を友だちや保育者に見せたり遊びに使ったりしている。そうした遊びの中で作った作品を何かに見立てて遊ぶといった姿がある。なかよし会や日々の制作を通して、楽しみながら自分なりの作品など一人一人、出来た満足感や達成感を味わい、自信に繋がるように文具や材料を用意していく。…

5歳ぞう組2023年度5月のまとめ

健康

連休明けも体調を崩すことなく落ち着いて過ごすことができた。後半は、気温の寒暖差から発熱や溶連菌にかかる子どももいた。一人一人の体調管理に努めていきながら、早期発見し連絡をしていく。気温が高かったり、汗をかいたりすることを感じながら半袖に替えて、水分補給をする姿が見られる。気付かない子には、声を掛けていく。体拭きを用意しながら、心地良さを感じられるようにしていく。

人間関係

友だちを意識しながら過ごしたり、一緒に遊んだりする姿が多く見られるようになった。ひとつの遊びに取り組み、楽しさを共有することで、友だち関係が広がっているのを感じた。集団遊びを通して、子ども同士でルールを決めたり知らないルールを保育者に聞いたりしながら、一緒に楽しんで考え共感しより関係が深まる姿が見られる。

環境

自分の持ち物や自分が作った作品を各自が責任を持って保管できるようにカゴを用意したり、飾り棚を置いたりした。自分の作品を入れたカゴを友だちや保護者にも嬉しそうに見せる姿が見られる。飾り棚ももう少し工夫をしていきながら、より子どもたちが活かしていけるようにしていく。主体的に子どもが進んで動けるように、自分たちで決めたことやルールなどを視覚的に分かりやすいように簡単に文字にしている。それに対して、考えたり、教え合ったりする子どももいるので見守ようにする。個人差もあるので、困っている子どもに対しては、個別に伝えていく。

言葉

朝や帰りの集まりの場を通して、友だちに伝えたいことの発言はできる子どもはいるが、友だちの話や興味のない話になると聞こうとしない姿もある。相手の話を聞く事の大切さを伝えていきたい。集団遊びでの遊びを繰り返すうちに自分たちで遊びを進めたり、新しいアイディアを出しあって活動を楽しんだりしていた。友だちの意見を聞いたり、話し合ったりし、遊びを決めていく姿に成長を感じた。

表現

戸外で春の自然に触れる機会をたくさん持つことができ、室内の装飾や様々な遊びにも取り入れていった。生活の中で季節に興味や関心を持ち、認識が深まっていく様子が感じられた。季節の自然に関する遊びや活動を取り入れ感覚を豊かにできるよう工夫していきたい。…

5歳ぞう組2023年度4月のまとめ

健康

鼻水や咳がでている様子の子どもも見られるが、全体的には元気に過ごす。鼻水がでたら意識的にテッシュで拭いたり、咳がでる時は手や服で覆う素振りをしたりする姿が見られた。手で覆った後に手を洗うなどの仕方も丁寧に伝えていく。衣服の着脱も汗をかいたり、汚れたりを感じ自ら意欲的に着替えて畳んでいる。その姿を褒めて自信に繋げていく。

人間関係

グループを決めると、当番活動も意欲的に友だち同士で楽しんで行っている。引き続き楽しみながら、協力しあったり達成感を味わったりできるようにしていく。遊びを通して、一緒に作ることを楽しんだり、ごっこ遊びやルールのある遊びをしたりする。友だちとやり取りをする中で互いの気持ちが伝わらない姿もあるので、様子を見ながら子ども同士で話し合いをし、保育者が仲立ちをしながら相手の気持ちを伝えて自分たちで解決しようとできるようにしていく。

環境

子ども自ら、好きな遊びを選んで手に取れるように玩具や道具を置くなど、朝の集まりを通して何をして過ごしたいかを対話で決めて過ごしている。自分たちで決めたことを最後まで取り組んだり、達成したりすることを経験しながら一人一人の成長を見ていく。戸外や散歩を通して虫探しや草花に触れたり、発見や気付きから図鑑や絵本で調べたりする姿が見られる。実際見た植物を写真にして貼ることで、友だち同士で名前を教え合う様子もある。季節の草花や虫など一緒に見つけながら共有し、共感を続けていきたい。

言葉

地域の方々に元気よく挨拶をする子どもも多く、保育者も進んで挨拶をし、挨拶を交わす気持ち良さを伝えていく。集まりの場で、自分の伝えたいことや質問は自信を持って答えている姿があるが、友だちの話しになると聞こうしない姿勢があるので、友だちの話を聞くことの大切さを伝えていく。

表現

好きな遊びを通して、折り紙やブロックなど自由にイメージした作品を作り上げる楽しさや完成した作品で遊んだり、できた達成感を味わったりする姿が見られる。その姿を一緒に共感したり、褒めたり自信に繋げていく。絵本の読み聞かせや手遊びを取り入れると興味、関心を持って一緒に楽しんだり口ずさんだりと遊びの中でも自然に行う姿があった。…

5歳ぞう組2022年度3月のまとめ

言葉

生活に必要な言葉はほとんど身に付いており、就学へ向けて友だちに話す言葉や身近な家族以外の大人に遣う言葉も雰囲気で理解している子が多くいる。「おかわりください」「○○してください」など保育者が声をかけなくても自然と丁寧な言葉を必要な時に遣うことができていた。自分の意見や考えを話す際には手を挙げ、「僕はこう思う」「私はそう思った」など周りの意見を聞いた後に自分の意見を話していた。

環境

卒園式のために保育室内や廊下が飾られているのを見ると喜び、四季ごとの写真を見て懐かしむ子もいた。就学が近づいていることでクラスの友だちと小学校が離れてしまうことに寂しさを感じている子もいて、友だちとの関わりを更に深めようとしている。またお別れ会で全クラスとの交流があったことで、園庭に乳児クラスがいると一緒に遊んでいた。保育室が変わりはじめは落ち着かなかったが、時間が経つと落ち着いて過ごしていた。

表現

卒園式に参加し、保護者や保育者に成長した姿を見せようと張り切る姿が見られた。
卒園式後は就学へと気持ちが向かっている子が多く、保育者に「さみしい」「先生と離れたくない」と不安な気持ちを言葉や態度で表す子もいた。

散歩先で見かけた花や虫を、自由画帳に描いて友だちや保育者に見せたり、折り紙を折り表現したりする子もいた。

健康

保育者が保育室内を掃除していると「手伝うよ」と率先して手伝おうとする姿がある。また園庭や保育室内が綺麗になると「気持ちいいね」「きれいだね」と喜ぶ子もいた。また園庭や保育室内で友だちが危険な玩具の使い方をしているのに気が付くと「危ないよ」「怪我するよ」と声を掛ける姿も見られた。

人間関係

保育者の促しがなくても「ありがとう」「ごめんね」と必要に応じて気持ちを伝えることができるようになり、トラブルも減った。
集団遊びの際に全員が平等に参加できるように仲立ちをしようとする子もいて、喧嘩やトラブルが起こらないように意識する姿も見られた。保育者や友だちとの別れに寂しさを感じている子が多く、保育者に甘えたり降園時に泣いたりする子もいたので気持ちを受け止め安心できるように関わった。…

5歳ぞう組2022年度2月のまとめ

言葉

なかよし会ではお店屋さんとお客さんに分かれ「「いらっしゃいませ」「こちらへどうぞ」「これとこれください」などそれぞれの立場に分かれて必要な言葉を使っていた。

友だちとのやり取りの中で、トラブルがあった時にはただ謝るのではなく「○○したくてとっちゃってごめんね」「知らなかったんだ」など相手の立場になり、自分の思いを伝えようとする姿があった。

環境

カメのみどりちゃんが動き始めているのに気が付き「なんでいきなり動いたんだろう」「今まで大人しかったのに」と変化に気が付き、図鑑を開き調べる姿がある。チューリップのプランターを毎日欠かさずに確認していて、芽が伸びて出てきていることに気が付くと友だちや保育者に嬉しそうに知らせていた。

「八百屋のお店」の手遊びの替え歌をして、水族館や動物園、パン屋などにアレンジをして子ども同士で楽しむ姿も見られた。

表現

卒園式の「おもいでのことば」を保育者と一緒に考える。春夏秋冬の思い出を振り返り、楽しかったことを尋ねると日々の生活のことや行事など様々な意見が出た。また感謝の気持ちを伝えたい相手を聞くと「給食の先生」「お父さんお母さん」「先生たち」と身の回りの人を言う子が多くいたので、子どもたちの意見を元にことばを決めていった。

工作遊びでは、なかよし会での自動販売機やおみくじなどを「作ってみたい」とそれぞれアイデアを出し、オリジナルの作品を作り上げていた。

健康

花粉症により目のかゆみを訴える子や、くしゃみをする子が多くいた。花粉症の薬を服用している子もいたので、降園時に園での様子を丁寧に伝えられるよう努めた。

先月に続き肌や唇の乾燥は落ち着いているが、服の袖で鼻水を拭いたりくしゃみをする時に口を抑えなかったりする子がいたので、その都度声をかけて身の回りを清潔に保つことができるよう促した。服の汚れには自ら気づき、自分から着替えていた。

人間関係

互いの考えやアイデアを出し合い、遊びや活動で工夫しようとする姿がある。子ども同士の意見交換の機会を増やしたことで、全員が話し合いに参加しようとすることが増えた。幼児クラスだけでなく、園庭では乳児クラスと関わる機会も増えた。手を繋いでペースに合わせて歩いたり、しゃがんで目線の高さを合わせたりして簡単な会話を楽しんでいる。…