5歳ぞう組月のまとめバックナンバー

5歳ぞう組2025年度4月のまとめ

言葉

・友だちや保育者にお休みの日の出来事を話し、共感や共有をして楽しんでいた。
・子ども同士の関りが多い分言葉のトラブルも多く、自分たちで解決できるときもあれば、友だちと会話をせずに最初に保育者のところに話しにくるため、保育者は気持ちを受け止めつつ、子ども同士で話せるように仲立ちをした。

環境

・新しい環境、新しい保育者に最初は戸惑いも見られたが、保育者から遊びを通して関わりを持つことで少しずつ慣れ、子どもたちの方からも日々の出来事や自分の出来事を話してくれるようになった。
・年長としての意識も少しずつ芽生えてきている姿が見られ、困っている子に声をかけていた。

表現

・こいのぼり制作でクレヨンやハサミなどを使って、思い思いのこいのぼりを作った。上手くハサミが使えなくて困っている子には、一対一で関わりながら行うことで自信を持って制作に取り組むことができた。完成したこいのぼりを部屋に飾ると「○○くんのこいのぼりは金色だね!」「しっぽの形一緒だね」などの会話が広がっていた。

健康

・疲れから発熱や、感染症も数名みられた。また、咳や鼻水がでている子がいるため、水分補給をしたりこまめにティッシュで拭いたり、自分から気付いて行っていた。
・4月の後半は気温の高い日が続いたが、遊んでいても長袖で過ごしていたため、気候に応じて衣服を調節するような声かけを促した。

人間関係

・クラスで困っている子に声を掛けたり、助けたり、時には協力して物事を進めていく姿が見られ、その姿が見られた際には大いに褒めた。
・言葉の面でもあるように、言葉に関するトラブルが多く見られたため、その都度自分たちで解決できるよう、保育者は仲立ちをした。

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5歳ぞう組2024年度3月のまとめ

健康

戸外活動からの入室時には、うがいを忘れてしまうこともあったので、紙芝居を使って感染症予防の意識が持てるように働きかけた。「のどが痛くなるんだよね」「バイキンがお腹まできて痛くなるよ」と、お話の内容と照らし合わせながら気をつける姿が見られるようになった。花粉症、アレルギーから目が腫れたり鼻水が出たりして、目をこすったり痒そうにしている子がいた。目元を冷やすなどして症状が和らぐように対処している。
ポケットや、ポシェットに持ってきたハンカチ、ティッシュの使い方も慣れて気きた。

人間関係

「にこにこまん」で、きりん組、うさぎ組と散歩に行ったり、給食を食べたり、異年齢交流を楽しんだ。園庭で、乳児クラスと一緒になると、砂場で型抜きを繰り返し作ったり、スピードを調整しながら追いかけっこを楽しんだりしていた。
友だちとの関係が深まっていく中で、励まし合い、協力する姿が、多く見られるようになった。

環境

毎日使っていた、部屋のロッカーや、お道具箱のお掃除をした。「ピカピカにしたら、気持ちよく使えるね」と、相手の気持ちを考えて、進んで玩具を拭いたり、身の回りの整理整頓をしたりしていた。交流室での生活も「小さいころに使っていたおもちゃ」「これ好きだった」と懐かしみながら過ごしている。

言葉

友だちとの会話の中で、言葉の足りない部分を「○○ってこと?」と聞いたり、相手の気持ちを察したりする姿が見られる。その一方で思ったことをすぐに口にしてしまい、悪気はないが相手が傷つく言葉を発している姿もある。その都度、相手の気持ちに気づけるように仲介しながら、自分でも気づけるように見守っている。

表現

「卒園を祝う会」に向けて、感謝の言葉や歌に取り組んできた。練習では恥ずかしさや、自信のなさから、言葉がでなかったり、台詞のように発したりしている姿も見られた。伝えたい相手のことを考えていけるよう声を掛け、みんなで考えたことで、言葉に思いが入り伝えることができた。…

5歳ぞう組2024年度2月のまとめ

健康

先月に引き続き咳や鼻水が出ている子が多く自分からマスクをつけたり、咳が出る際には手で押さえる様子が見られた。花粉が飛び始め、目が痒がる様子の子も見られたので薬を飲んで来たり、眼鏡をかけて過ごしたりしている。小学校に向けてハンカチティッシュを持参するようになりポケットから出して拭いている。

人間関係

先月同様、給食後、午睡前、午睡明けうさぎ組にお手伝いに行くのを楽しみにしており朝のお集まりで当番が発表されると「〇〇グループ今日うさぎ組さん行くって」と期待している様子が見られる。当番が休みで人数が少ない時には「手伝うよ」と自分から声をあげ積極的に手伝う姿もある。その様子を見て他の子も気が付きみんなで助け合うことも増えてきた。

環境

卒園を祝う会に向けて少しずつ練習が始まり、初めてのことでとまどう様子もあったが日々取り組むことで慣れてきて緊張しながらも笑顔も見られるようになった。卒園に向けての期待や不安からか落ち着かないこともあったので、気持ちを受け止め寄り添った声掛けをするように心がけた。午睡時間隣のクラスできりん組の子が寝ているので静かに過ごすようにしている。声が大きくなると自分たちで声を掛け合い、「静かにしようね」と言い合っている。

言葉

友だちに強めの口調で言うことがある。また言葉が足りず相手に伝わらずトラブルになることが多い。その際保育者が間に入り、互いの話をきちんと聞き話すように伝えるようにしている。自分の言葉に自信がなくなってしまうと声が小さくなってしまうことがある。「間違っても大丈夫だから言ってみて大丈夫よ」と伝えると安心するようでいつもの声の大きさで話している。

表現

おわかれ遠足に行った経験を画用紙に描いた。楽しかったことを思い出しながらクレヨンを使ってのびのびと描いていた。画用紙に描いたものを廊下に掲示すると友だちと「〇〇楽しかったね~」と思い出し会話をしていた。カプラをたくさん使い迷路や、家を作り動物を並べてごっこ遊びを楽しむ様子が見られた。…

5歳ぞう組2024年度1月のまとめ

健康

大きく体調を崩す子はいなかったが、咳や、鼻水が出る子がいる。自分で、体調や活動に応じて、マスクをしたり、鼻をかんだりしている。くしゃみが出るときには、口元に手や腕を添えるなどマナーに気を付ける姿も見られた。乾燥で、唇や、手を痛がる姿もあったので、加湿に気を付け、水分をこまめに取るように伝えた。月の後半には疲れが出たのか、昼寝をしたり、給食後に横になったりする子もいた。

人間関係

年明けから、お当番活動で、うさぎ組のお昼寝と目覚めのお手伝いに行っている。お手伝いに行くことを伝えると、自分のお当番の日を楽しみに指を折って数えたり、カレンダーを見たりする様子が見られた。うさぎ組の子どもたちも、お兄さんお姉さんが来るのが嬉しくて、合同の時間に、「今日来る?」「トントンして」とリクエストする姿が見られた。布団の間に座りトントンする姿は微笑ましく、そっと布団をかけ直してぞう組に戻ってくる姿は頼もしく感じる。

環境

「みんなともだち」の曲を保育者が弾くと、興味をもってピアノの周りに集まる姿が見られる。歌詞を見てひとりが歌い始めると、数人が一緒に歌いだしたり、その姿を遊びの手を止めて見たりしている。「きれいな声だね」「もう一回歌いたい」と、優しい音色とかわいい歌声が、クラスに響いていた。

言葉

新年の挨拶を、保育者や友だちとして休み明けの保育が始まった。季節の行事を家庭で経験したり、伝承遊びを取り入れたりしたことで、聞きなれない言葉に興味をもつ様子が見られた。
遊びの中で、「~しろよ」と命令口調の声や、「うんち」「おしり」などの言葉が聞こえてくることがある。その都度声を掛けて、相手に言われて嬉しい言葉やそうでない言葉もあることを伝えている。遊びやおふざけがエスカレートして気持ちが高揚すると聞こえてくるので、繰り返し伝えていきたい。

表現

自画像や保育園生活の思い出を絵に描いた。描き終えた作品を保育者に見せると、髪型のこだわりや、お気に入りの服のポイント、思い出の様子をひとつひとつ丁寧に話して思いを伝えようとしていた。友だちとも見せ合い、認め合ったり褒めあったりして、自信につながっている。…

5歳ぞう組2024年度12月のまとめ

健康

体調不良の子がいたので窓を開けて換気をしたり、玩具を消毒したりして衛生管理に努めた。家庭からマスクをしてきている子もいたので、マスクをつけ過ごしていたが戸外に行く際には外して過ごしている。午睡時間がなくなりほとんどの子が午睡をせずにいるが眠くなってしまう子も見られるので、布団を用意し休息できる環境を作っている。

人間関係

気の合う友だちを誘い合い一緒に遊んでいる。気持ちが高まり遊びが激しくなりトラブルになってしまうこともあるが、保育者が間に入り仲介したり自分たちで解決しようとしたりしている。自分たちで話し合い解決できるように見守り援助をしていけたらと思う。

環境

みんなで環境を整え、掃除を行う。始めに雑巾で拭くのはどうかと提案すると意欲的に取り組んでいた。自分のロッカーの掃除が終わると、「ここもやってもいい?」と自分で見つけて進んで掃除をする姿も見られた。遊ぶコーナーを見直し子どもたちと一緒に考え、遊びやすいように環境を整えた。今後も子どもたちと話し合い過ごしやすいコーナーを作っていきたい。

言葉

友だちに気持ちを伝えたい時に強めの口調が多く見られる。その際に「優しく伝えようね」「友だちのお顔みてごらん?」と伝えると気が付き、伝え方を考えられるようになってきた。また言葉が足りず相手に伝わっていないこともあるので、きちんと伝えるように心がけた。

表現

お楽しみ会の練習を通して、自分で「〇〇みたいにやってみたい!」とイメージを膨らませて表現していた。お楽しみ会が終わった後にはみんなで画用紙に思い出を描く。楽しかった様子をクレヨンを使用しのびのびと描いている姿が見られた。友だちが描いているのを見て共有して楽しんでいた。…

5歳ぞう組2024年度11月のまとめ

健康

お昼寝がなくなり、気温差や、日が短くなったことで、頭痛など体の不調を自分の言葉で伝える姿も見られた。体を休めるスペースを用意するとともに、座ってできる遊びを一緒に考えるなどして、一日の過ごし方を工夫できるようにした。また、歯の生え変わりを初めて経験することからの痛みや、不安、を話す姿も見られた。その際には、共感し成長への楽しみにつながるような声掛けをして、安心できるようにしている。

人間関係

ボール遊び、鬼ごっこ、ブロックなど友だちを誘い合い、好きな遊びを楽しんでいる。イメージの共有や、意見を出し合ってルールを工夫し遊びを発展させる一方、自分のイメージを上手く言葉にできなかったり、相手の言葉を勘違いしていたり、折り合いがつかずトラブルになることもある。保育者が仲介することもあるが、友だち同士声を掛けルールを確認して遊びを続ける姿も見られるようになってきた。子どもたちの心の成長を見守りながら支援していきたい。

環境

他のクラスが寝ている時間の過ごし方をみんなで考えた。「静かに遊ぶ」と子どもたちから意見が出て、机、いすを使って、折り紙や、お絵描きを楽しむ子が多い。その中から、ゲーム機を作ったり、友だちと小さな声で絵本を読みあったり、なぞなぞや、間違い探しをしたり、自由画帳にストリーを作ったり、いつもとは違う楽しみも見つけている。「〇〇ちゃん寝ているよ」と、遊ぶ場所を移動するなど、自分で考えて、環境を整えていく姿に頼もしさを感じている。

言葉

友だちが使っているおもちゃを使いたくて、「貸して」の言葉に「だめ」と返事が返ってきて、悲しい気持ちになったと保育者に話すことがあった。相手の子も友だちの悲しそうな姿に気づいている様子。互いの話を聞いたり、前後の様子を見ていたりすると「使っているから、あとでね」の意味だったことが分かった。遊びに集中していたり、急いでいたりすると返事が単語になってしまうことがある。保育者も意味が伝わる言葉づかいを丁寧にしていきたい。

表現

お楽しみ会に向けて、合奏や歌、劇遊びをしている。台詞や、動きを考え、覚えていくにつれて、自信が見られるようになった。クラスだけでの練習だけでなく、他のクラスの友だちや、保育者、園長先生に見てもらうことも楽しんでいる。…

5歳ぞう組2024年度10月のまとめ

健康

咳や鼻水が出ている子が多くマスクをして過ごしている子もいた。体調が優れない様子の子はこまめに熱を測り保護者の方に連絡を取るようにしている。戸外に出る際には、自分たちで気温を判断し半袖や長袖に着替える姿が見られた。乾燥をする季節なので水分補給を取ったり、入室時には手洗いうがいを行うようにしたりしている。

人間関係

保育者が事前に活動内容と時間を伝えておくと自分たちで時計を見て「そろそろ片付けておトイレに行かないと」と保育者が声をかけなくても自分で気が付き行動する子が増えてきた。気付いてない子に「そろそろだよ~」と教えている様子も見られる。自分の片付けが終わり他の所が終わってない時には「手伝うよ!」「一緒にやろう」と優しく声をかけて手伝う姿がある。自分のことだけではなく相手の気持ちにも気付いてあげる姿を今後も見守っていきたい。

環境

散歩にいった際にどんぐりがたくさん落ちていて拾って集めて、集めたどんぐりをご飯に見立てごっこ遊びを楽しんでいた。どんぐりを振った時、音が鳴るのは中が空洞であることを伝えると一つ一つ確認をしながら袋にいれていた。秋の季節を感じられるような環境を作っていく。

言葉

先月に引き続き、自分の思いが相手にうまく伝わらず強い口調になってしまうことが多い。その際保育者が間に入り「その言い方は少し怖いよ」と伝え、友だちにどう伝えたらいいかを一緒に考えるようにしている。自信がなくなってしまうと声が小さくなってしまいがちなので「大丈夫だよ」と安心できるような声掛けを行い言葉に自信を持って話せるようにしていく。

表現

歌ったり、踊ったりすることが好きで音楽が流れていなくても自分たちで歌いながら体を動かしている。制作では、ラキューやワミーで本を見なくても自分でイメージしたものを作り、作った物を見せ合い共有して楽しんでいる様子が見られる。友だちが作った物真似して作りわからない部分は聞きながら一緒に制作をしている。子どもたちの様子を見守りながら、制作が発展していけるように声を掛け援助をしていきたい。

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5歳ぞう組2024年度9月のまとめ

健康

リンゴ病で休む子や、受診してから登園する子、熱で休む子もいた。気温が高い日も続いたので、室内遊びが充実するような活動を準備したり、戸外遊びは時間を決めて行ったり、子どもの様子に合わせて心地良く過ごせるようにした。季節の変わり目で、発熱はないが、鼻水、咳、くしゃみなど体調がすぐれない様子も見られた。

人間関係

運動会に向けて、友だち同士声を掛け合って、フラッグの練習をしたり、リレーの順番を考えたりする姿が見られた。その中で、勝ちへのこだわりが強くなり、友だちが傷つくような言葉、態度も見られた。声の掛け方、伝え方を工夫して、みんなで協力して楽しめるような援助を試行錯誤しながら行った。運動会をみんなで行えた達成感を自信にして、今後の生活につながるように支援していきたい。

環境

食育で、3色食品群について栄養士の話を聞いた。食べ物の体の中での働きで、赤、黄色、緑に分けられることを聞くと、「お肉食べたから、筋肉もりもり」と話す姿も見られた。色分けをしてひらがなで書いてある献立を、字が読めるようになった子が読んで友だちに伝えたり、材料と体の中での働きの色を結びつけたりしている。

表現

運動会に向けて、ポスターや、衣装作り、騎馬戦のお面作りでは、一人一人が、伝えたい相手、着ける人を想像して、考えて取り組む様子が見られた。フラッグ、バンブーの表現リズム遊びも、本番が近づくと、かっこいい姿を見て欲しい気持ちが強くなり、表情やメリハリのつけ方が変わってきた。

言葉

運動会を通して、初めの言葉、終わりの言葉に興味を持ちすぐに覚えて、保護者の前で大きな声で発表していて成長を感じた。友だちとの会話にも、質問したり、答えたりとやりとりが見られる。一方で、言葉が足りず、トラブルになることもある。保育者も一緒に、話しの広がりや展開ができるように関わっていきたい。…

5歳ぞう組2024年度8月のまとめ

健康

熱が出たり、咳が出たりする子が多くいたので、送迎時に保護者の方と連絡を取り合い連携を図るように心がけた。トイレを終えた後手を洗わずに戻ってきてしまうことがあるので必ず手を洗うように声をかけている。戸外が暑くあまり外に出られてないが室内でも水分補給をこまめにとるように声をかけ体調管理に気を付けた。

人間関係

友だちと楽しく遊んでいるが、気持ちが高ぶると相手の気持ちがわからなくなりトラブルになることもある。相手の表情、気持ちを受け止めて話をするようにその都度伝えるようにしている。「一緒に遊ぼう」と積極的に声をかけ友だちとの輪も少し広がってきているように感じる。

環境

室内のおもちゃが棚の中で散乱していると「そろそろ部屋片づけよう」と声をかける子がいる。子どもたち同士で話し合い玩具の場所を自分たちで決めて収納している。定期的に行うことで子どもたちが心地よく過ごせていると思う。今後も子どもたちと話し合いながら室内の環境を設定していきたい。

言葉

先月に引き続き友だちに対して強い口調になってしまうことがある。すぐに言葉にするのではなく相手に伝えて大丈夫か一度考えてから伝えるようにしたらと提案すると優しい言葉で伝える様子が少しずつ見られるようになってきた。まだまだ強い口調になってしまうこともあるので様子を見守っていく。

表現

なかよし会の看板づくりでは「〇〇を作りたい」とイメージを膨らませながら取り組んでいた。「〇〇ちゃんの描いたのかわいい~」「それも素敵だね」と描いたもの、作ったものを互いに褒め合う姿も見られた。先月に引き続きラキューでも大作を作っている。絵本には載っていないものも作り楽しんでいる。ワミーでは髪飾りを作りそこからごっこ遊びにも発展している。運動会に向けてクラスで音楽が流れると自然と体が動き出し踊り出す様子が見られる。それに気が付いた子が踊り、元気に体を動かしている。振りがわからなくても友だちを見て覚え動きを共有しながら楽しむ姿があった。

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5歳ぞう組2024年度7月のまとめ

健康

前半は室内、戸外問わず、こまめな水分補給と日陰に入ることを伝えたり、戸外と室内と時間配分に気を配ったりしながら過ごした。暑い日が続いているので、戸外遊びや散歩に水遊びができない日が続いたことやコロナ感染もあったことで、マスク着用で過ごす日々もあった。子どもたちも気にしながら、つけてない友だちに「マスクは?」と聞いたり、教えたりする姿がみられた。

人間関係

水遊びの約束事やルールなど、プール開きを通して楽しみながら聞いたり、応答したりしていた。安全に注意して遊ぶことを確認し、友だちや保育者と楽しんでいた。行事に向けて、クラスで何をするのか、何を作っていくのかを話し合いの場で伝えることが多かったが、興味を持って自分のやりたい作品を工夫したり、考えたりしながら、友だち同士で楽しみ関係が深まっていく様子もあった。

環境

畑で育てているパプリカの大きさや形、色を見たり、触ったりしながら「つるつるしてるね」「なんか、かたい」「ピーマンみたい」などの気付きや発見を発言したり、伝えたりする姿が見られ、保育者も一緒に共感し、今後の生長にも期待が持てるよう水やりや雑草抜きなどのお世話をしていくことを伝えていく。

言葉

遊びの中で絵や文字や数字を書いたり、分からない文字は、ひらがな表を見て書いたりする様子もある。朝の集まりで、ボードを使いながら活動内容やその日の給食やおやつのメニューなどを文字にしたことで、興味を持って読んで発表することを楽しみにしている。自分が伝えたいことや聞いてほしいこと、困っていることなど、朝の集まりや話せる場をつくったことで発言する子どもが増えている。それに対して、それぞれの意見や気持ちを伝え合う姿も増えて、自信に繫がっているので、今後も続けていきたい。

表現

制作や遊びで使う素材を準備し、発想や工夫することを見守ったり、認めたりしながら楽しんで取り組めるようにした。出来た作品を友だちや保育者に見せ、飾り棚にかざり友だちや保育者に説明することで満足感や達成感を味わう姿が多く見られる。「なんでやねん」の絵本を喜んで見る子どもが多く、その体操に挑戦してみると喜んで踊り、その後も保育者にリクエストをして、友だちや保育者と一緒に曲に合わせて踊ることを楽しんでいる。

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