2歳りす組月のまとめバックナンバー

2歳りす組2024年度4月のまとめ

食事

おやつはエプロン、口拭きを使わずに食べている。おやつも給食も極力保育者からの声掛けをせず、子どもたちが食事に気付き、食べに行けるように関わっていった。遊びに夢中になっている子にもその遊びを保証してあげることで切り替えて食べに行ける等、子どもが食べたい時間に食べられるように心がけていった。

睡眠

食事中に眠くなるような姿はあまり見られず、食事後にそれぞれの布団に入り休息をとっている。入眠姿勢が横向きの子が多いので、SIDSのチェックを行う際に無理のない範囲で仰向けになるように体位の変更をしていった。下旬になるにしたがって気温も上がってきたので、換気や空調を使い快適に過ごせるようにしつつ、保護者にも薄手のタオルケット等の用意をお願いするようにしていった。

排泄

戸外に出る時や活動の切り替え時等にオムツ交換している。子どもたちの気持ちに寄り添いながら嫌がるようなら少し時間をずらしたり職員が変わったりして対応している。オムツ替えの時に濡れていなければ便座に座るように促している。他児が座っているのを見ると真似する姿もあり、子ども同士で影響し合っている。オムツやズボンは自分でやってみようとする姿もあり、保育者も子どもたちに合わせて関わっている。

健康

鼻水が出ている子が多く、適宜ティッシュで拭くようにしていった。下旬には発熱で欠席する子も多かったので、保育中も視診や必要に応じて検温をするようにしていった。水分補給は嫌がる子もいたので、全員一緒に飲むのではなく、子どもが飲みたい時にすぐ応えられるように心がけていった。手に泡をつけて洗うことは習慣になっている子が多いが、水道で遊んでしまう姿も見られるので、保育者も一緒に手を洗いながら手洗いのやり方を伝えるようにしていった。

身体発達

戸外に出ると虫探しや砂場でままごとをすることが多い。保育者がタイヤを重ねておくとそこをよじ登ったり、保育者の真似をしてタイヤを転がしたりして遊ぶ子もいた。身体発達については個人差がまだ大きいので、個々の発達に合った遊びを提供するようにしている。

情緒面

新しい担任や環境に不安そうな様子は見られなかったが、信頼関係を構築するまでは保育者に試し行動をするような姿も見られた。進級し子どもたち自身も自分でやってみたい気持ちもあるので、見守りながら必要に応じて援助するようにしていった。

言語

保育者の声掛けを理解して反応する事も増え、子どもたちも感じたことを言葉で表現してみようとする姿が見られる。まだ語彙も少ないので保育者が言葉を添えながら相手に伝わる嬉しさや、共感してもらえるという体験を重ねられるように意識して心がけていった。…

2歳りす組2023年度3月のまとめ

食事

野菜を食べたことを嬉しそうに「みて」と話す子や、その姿を見て一口食べてみる姿が見られるようになった。友だちと一緒が嬉しい反面、ふざけてフォークで遊んだり、「いらない」と強く食器を押して遠ざけることもある。「苦手なものは、おいておこうね」など、わかりやすい言葉でマナーも伝えた。

睡眠

入眠までには個人差があるが、一人一人が十分な休息がとれるように、保育者が傍について、身体をさすったり、トントンしたりと休みやすい雰囲気になるように援助した。起床後、布団をたたみ片づけを手伝おうとする姿が見られる。

排泄

自分のタイミングで、トイレに行く子も増えてきた。紙おむつの子も排尿すると出たことを知らせているので、子どものタイミングに合わせて排泄、交換できるように見守り、安心、自信につながるようにした。間隔がつかめない子や、トイレを嫌がる子には、個別に声を掛けて排泄交換を行い、「さっぱりしたね」など言葉を添えて、心地良く過ごせるように援助した。

健康

気温差が大きく、鼻水が出る子や、咳が出る子もいた。こまめに水分補給をしたり、早めに室内に入ったりして、体調に合わせて過ごせるようにした。鼻水が出ると自分でティッシュペーパーを探して拭き、ごみ箱に捨てている。手洗いも、「かぜひいちゃうんだよね」と理由を理解して行う姿も見られた。

身体発達

園庭で、幼児と一緒に広場を思いきり走ったり、タイヤを重ねてよじ登って中に入ったりしている。見守りながら場面に応じて、「ゆっくりね」などと声を掛けるとスピードを緩めたり、方向を変えたり、バランスを取ったりと、身体を思うように動かして楽しんでいる。

情緒面

「うさぎぐみになる!」と進級することに期待している反面、まだまだ保育者に甘えたい気持ちからスキンシップを求める姿もあった。子どもたちの遊びを一緒に楽しみ、ゆったりと関わるようにした。

言語

「ぼくは、ママとパパと〇〇くんと3人いるよ。せんせいは?」と、自分を認識して、相手に聞く姿も見られた。「なんで」「どうして」と、問いと答えのやり取りを楽しんでいる。…

2歳りす組2023年度2月のまとめ

食事

お魚や、お肉をごはんに混ぜて食べるのが好きな子が多く、保育者に「まぜて―」と話していたが、少しづつ自分でやってみようと、ご飯の上に副菜をのせたり、混ぜたりする姿が見られるようになった。「お肉とごはん、順番に食べるとお腹の中で一緒になるよ」と伝えると、別々に食べる子もいた。

睡眠

先月同様、布団に移動すると、隣のお友だちと大きな声でおしゃべりをしたり、布団の上でジャンプをしたり、落ち着かない姿が見られる。園長先生や、他のクラスの職員に手伝いに来てもらい、一人一人が落ち着いて休息がとれるようにしている。

排泄

戸外遊び前後や、お昼寝からの目覚めの時など、排泄の様子を見ながらトイレに座るように声掛けを続けている。保育者もトイレの中で見守ったり、座ることに不安そうな姿に寄り添ったりすることで、自分からトイレに行く姿も増えている。

健康

朝夕と日中の気温差が大きい日が続いたので、戸外遊びでは、子どもと相談しながらジャンバーの着用を考えたり、活動する中で暑くなったら脱いでおくスペースを伝えたりした。また、手洗いや、水分補給の大切さが伝わるような、絵本の読み聞かせや、保育者も一緒に手を洗いながら丁寧に洗えるように声を掛けた。

身体発達

室内でも、一本橋のバランスあそびや、やわらかい跳び箱に上ってジャンプするなど、雨の日も身体を動かして楽しめるような活動を行った。様々な運動遊びで、身体バランスも成長し、立ってオムツやパンツを履く子が増えた。

情緒面

相手に気持ちが伝わらなかったり、思い通りにならず嫌な気持ちになると、黙り込んだり、興奮して手がでそうになったり、大きな声がでることもある。気持ちを代弁することや、少し離れて保育者と過ごすことで、落ち着いて気持ちを話したり、次の行動に移っているので、気持ちに折り合いが付けられるような援助を続けていきたい。

言語

ごっこ遊びでは、先生になりきって「これからたいそうするよー」と、保育者の口調をまねする姿や、「〇〇くんはきゅうきゅうしゃ、これは、はしごしゃ」「きんきゅうしゃりょうおなじだね」と、友だちとイメージを共有して話す姿が見られた。…

2歳りす組2023年度1月のまとめ

食事

食事時間が、11時30分頃からになった。午前中の活動量が増えたことで食事量も増え、子どもたちが「おなかすいたね」「ごはんなにかな」と楽しみにしている会話も聞こえる。食事中は、友だちを真似て「ごちそうさま」をしたり、机をたたいてふざけたりする姿も見られた。楽しい食事の中にも、マナーがあることを伝えていきたい。

睡眠

布団に移動すると、隣のお友だちと大きな声でおしゃべりをしたり、布団の上でジャンプをしたり、落ち着かない姿が増えた。十分な休息がとれるように、入眠に時間がかかる子も、静かに過ごせるような雰囲気づくりを模索している。

排泄

布パンツで過ごしていた子も、「おむつがいい」とオムツをはいて過ごしたり、便座の冷たさに座るのを嫌がったりする子もいた。保育者が便座近くまで一緒に行ったり、トイレで排尿できた時の心地良さを思い出せるように言葉で伝えたりしながら、意欲が持てるように関わっている。

健康

年末年始の長期の休み明けで、保育園のリズムにゆっくり慣れるよう、体調を見ながら、室内と戸外に分かれて遊んだり、いつでも休息がとれるようにしたり、環境作りに努めた。感染症も出てきているので、体調の変化に留意し、子どもたちにも、手洗いや、食事、睡眠の大切さをわかりやすい言葉で伝えた。

身体発達

子どもたちから「お散歩行きたい」と声が聞こえるようになり、河川敷や、貝の浜公園に行き楽しむことができた。帰り道も「またいきたいね」「カラスいたね」と会話も楽しめるほど体力がついてきた様子。これからも、楽しい経験の中で、身体の発達も支援していきたい。

情緒面

使いたい玩具を友だちが使っている場面で「かして」と言っても、貸してくれないときに、大声を出す、無理やりとる行動につながってしまうことがあった。「あとでかしてね」「いっしょにつかおう」など、いろいろな伝え方を知らせて、一緒に遊ぶ楽しさ、心地良さを経験できるように関っている。

言語

友だちの使っていた玩具を、自分のものと勘違いして使い、聞かれると「ちょっとなおしてあげたんだよ」「だってさ、○○したかった」と、自分なりの理由を付けて、話す姿も見られる。…

2歳りす組2023年度12月のまとめ

食事

食事の際に友だちの隣に座りたい思いから席にこだわる子の姿が見られるため、様子を見て仲介している。席について食事が運ばれると、それぞれにフォークを使って食べている。その際、ご飯と肉や魚を混ぜてほしいと訴えたり、苦手な野菜をとってほしいと訴えたりする姿がある。なるべく自分でできるよう見守り、必要に応じて援助をしている。

睡眠

食後に着替えとトイレを済ませて自分の布団に向かうことができるようになった。しかし、体力が付いてきたこともあり布団の上でふざけてなかなか横にならない姿が見られるため、様子を見てトントンしている。起床後、できる子は自分で布団を畳んでいる。

排泄

積極的に布パンツをはこうとする子がいる一方、先月に続き布パンツを嫌がりオムツを選ぶ子もいる。布パンツをはく子は慣れていないことや寒さからトイレに間に合わずにおもらしをする子もいるので、タイミングを見てトイレに誘っている。オムツを選ぶ子も便座には座る子が多いので、無理強いはせず様子を見ている。

健康

鼻水・咳が出る子や嘔吐をした子がいた。気温の低い日が増えたので、外遊びの際はしっかりと上着を着るようにしている。体を動かして遊び、寒くないと感じて自ら上着を脱ぐ子もいる。そのため、子どもの体調の変化などに注意して様子を見ている。

身体発達

園庭で遊ぶことが多いが、“オオカミさんごっこ”や“だるまさんがころんだ”、ボール遊びなどをしてそれぞれに体を動かして遊ぶ姿が見られる。散歩に行った際には、久しぶりだったがしっかりとした足取りで歩いていた。散歩に行く機会を増やし、少しずつ距離を伸ばしていければと思う。

情緒面

気の合う友だち3,4人でごっこ遊びをしたり、電車などの同じ遊びを一緒に楽しんだりする姿が多く見られるようになった。一方で意思疎通が上手くいかずに言い合いになったり手が出たりすることもあるので、様子を見て仲介し安心して友だちと関われるようにしている。

言語

好きなキャラクターや家庭でのことなどを保育者に嬉しそうに話す姿が多くなった。友だちともごっこ遊びなどの関りの中で言葉でのやり取りを楽しむ姿が多く見られるようになった。…

2歳りす組2023年度11月のまとめ

食事

みんなエプロンを外して食事をしている。食べこぼしで、衣服が汚れることもあるが、お気に入りの洋服を汚したくないと意識している姿が見られる。肉、魚のおかずをご飯に混ぜるのを好む子が多くい。「まぜまぜして」と保育者に声を掛けていたが、少しづつ自分で、ご飯の上におかずを移したり、混ぜたりしている。

睡眠

食後に自らトイレに行き、布団に向かう子が増えた。横になり、布団を掛けると、すぐ寝る子や、入眠に時間がかかる子もいる。十分な休息がとれるように、入眠に時間がかかる子も、静かに過ごせるような雰囲気つくりを模索している。

排泄

布パンツで過ごす子も増えた。また、布パンツの感触に違和感を感じてオムツを選ぶ子もいる。一回の尿量が増えオムツから漏れる子や、トイレに間に合わずおもらしする子もいる。不快な気持ちを受け止め、着替えを手伝い、嫌な気持ちだけが残らないよう配慮した。

健康

気温差などから鼻水、咳、発熱、軟便と体調を崩す様子が見られた。鼻水は自らティッシュを取って拭くようになり、保育者はそっと手伝うようにした。自分でしようとする姿や、気持ちを大切にしながら援助して心地良く過ごせるように努めた。

身体発達

身体を使った遊びを楽しみ、貝の浜公園へのお散歩では、思い切り走ったり、段差からジャンプしたりする様子を見守った。のびのびと体を動かす心地良さや、開放感を味わえるように、追いかけっこなどをして、保育者も一緒に楽しんだ。

情緒面

友だちと誘い合って、2~4人位の少集団で遊んでいる。その中で、楽しさやうれしさ、悔しさや怒りなど、さまざまな感情を抱く姿が見られた。気持ちを受け止め、肯定的な言葉をかけて、自信につながるようにした。かんしゃくを起こした時には、理由を探り、気持ちを言葉にして寄り添い、自ら気持ちを落ち着かせ、切り替えていけるような援助を心掛けた。

言語

ドングリを友だちと比べて、「小さいから赤ちゃんね」「〇〇のほうが大きいよ」など、大小を比較して話すようになった。…

2歳りす組2023年度10月のまとめ

食事

・先月からエプロンをほとんどの子が外して食事をしている。汚れが気になる子は「エプロンつけたい」といい、2名程エプロンをつけて食事をしている。また、エプロンを外して食事をすることで、食べこぼしに気を付けたり、汚れに自ら気付いたりすることができてきた。

睡眠

・気温が下がり、寝苦しさもなくなったことで、午睡明けの時間までぐっすり眠っている子が多い。午睡明けは眠そうにしているが、しばらく布団でゴロゴロしてから起きている。機嫌が悪い時もあるが、その時は保育者のひざで甘え、気持ちを切り替えている。

排泄

・「トイレにいく」といい、便座で排便できる子が少しずつ増えている。便座で排便できたことで自信に繋がり「ままにいう!」と嬉しそうに話をしている。
・寒くなってきたことでトイレを渋るようになったが、タイミングを見て声を掛け、気持ちに寄り添うことでトイレに行くことができた。

健康

・寒暖差により、体調を崩しやすい子が増えた。午前中は元気に過ごしていても、午睡明けでなかなか起き上がれず、検温をして発熱していることが多かった。そのため、子どもたちの朝の様子を共有し、変化に気づいて迅速な対応ができるようにした。
・咳、鼻水も長く続いているため、外遊びは控えて室内でゆっくりすごせるよう配慮した。

身体発達

・マットとタイヤを組み合わせ、外での運動遊びがブームになっている。マットの上でバランスを取り、落ちないように歩いたり、マットの上を飛び跳ねたりなど、以前よりも身体の動きがダイナミックになってきた。
・幼児の運動会を見てから、かけっこに興味を示し、広い園庭を思い思いに走っている。また、その姿を保育者に見てもらうことが嬉しいようで、時折、目を合わせながら走っている。

情緒面

・朝の分離でなかなかスムーズに離れられない時もあるが、以前よりスムーズに切り替えができるようになり、自分から遊びを見つけて遊びだしている。保育者も一緒に遊んだり会話をしたりして、安心して過ごせるようにしている。

言語

・「あのね・・・」「えっと、〇〇で」「それでね」など、話し方が変わってきている。また、言葉をより詳しく話せるようになった。
・保育者が話している言葉や大人の話している言葉をよく聞き、真似して話をしている。…

2歳りす組2023年度9月のまとめ

食事

・食べることが上手になってきたので、様子を見て食べこぼしの少ない子はエプロンを外して食べた。
・好きなものをおかわりしてよく食べている。
・野菜も少しずつ食べる子が増え、食べたことを嬉しそうに保育者に伝える姿が見られた。

睡眠

・特に大きな変化はなく、保育者のトントンがなくても自分から入眠できる子が数名いるので、必要に応じてトントンしている。
・布パンツで午睡をする子が増えているので、布パンツで眠る子は寝る前と起きた後に必ずトイレに誘うようにしている。

排泄

・布パンツを穿く子が少しずつ増えてきた。排尿間隔が短かったり遊びに夢中になっていたりして漏らしてしまうことがあるので、タイミングを見て声を掛けている。
・引き続き無理のない程度にトイレに誘い、様子を見ながら布パンツを穿く子を増やしていきたい。

健康

・月初めにコロナウイルスで休む子がいたが、その後は大きく体調を崩す子はいなかった。
・先月に続き、便が緩い子や咳が続いている子がいたので、保育者同士でこまめに体調の情報共有を続けた。
・外遊びの機会が増え、戸外での虫刺されが酷い子が多かったので、こまめに虫よけをしたり長袖を着るようにしたりした。

身体発達

・雨や台風で室内遊びだった日は、体操やサーキット遊びを行い、室内でも体を動かして遊んだ。繰り返しサーキット遊びをすることで、バランスをとって歩くようになったり、ジャンプも両足跳びができるようになったりしてきた。

情緒面

・休み明けの朝の分離で、スムーズに離れられる時と、泣いて離れる時がある。保育者が声を掛けたり、抱っこしたりして気持ちが切り替わるように関わった。
・遊びの中で保育者に甘えたくてひざに座る子が多いため、気持ちが満たされるようにしている。

言語

・家庭での話をするようになり、連絡ノートに書いてある様子を子どもに問いかけると「そう、おでかけしたの」と話したり、細かく説明したりできるようになってきた。
・2語文だった子が3語文になってきていて、保育者と言葉のキャッチボールができるようになってきた。…

2歳りす組2023年度8月のまとめ

食事

・牛乳を嫌がって飲まない子が数名いるが、脱水にならないよう、お茶は多めに補給している。
・食べることが上手になり、食べこぼしもほとんどない子が増えてきている。
・苦手なものがあるとお皿を最初から遠ざけて食べないため、興味を持てるような声掛けをしている。

睡眠

・保育者のトントンがなくても、自分から入眠できる子が数名いる。そのため、そばで見守り、必要に応じてトントンしている。
・鼻づまりや咳込みなどで寝苦しそうにしている姿が見られたため、頭を高くしたりティッシュで鼻を拭いたりなど、個々の対応をした。

排泄

・布パンツを穿いている子に影響を受け「おねえさんパンツ、はきたい」という子が増えてきた。だが、排尿の間隔が短いため、無理ない程度にトイレに誘い、トイレトレーニングへと繋げていく。
・便座に座って排便できる子も少しずつ増えてきている。

健康

・感染症が流行っていたため、少しでも様子に変化が見られれば、検温したり、休息が取れるように配慮したりした。
・熱はでなくても便が緩い子、咳が酷く続いている子、鼻水が出ている子などがいた。保育者同士でこまめに体調の情報を共有し、無理なく過ごせるようにした。

身体発達

・運動遊びで輪っかを出すと、ケンケンパのように足を開いたり、閉じたり、両足ジャンプをしたりなど、運動発達の面で成長が見られる。また、ただジャンプするのではなく、うさぎ、カエルなどの動物になりきって、遊びを楽しんでいた。

情緒面

・休み明けの登園で離れられずに泣いたり、疲れが見られたりしていたため、しばらく保育者が寄り添い、スムーズに遊びへと移行できるようにした。
・先月同様に、友だちの保護者がお迎えにくると「ぼくのママは?」「パパくる?」など、寂しい気持ちを保育者に訴えていたため、安心できるような声掛けを意識した。

言語

・言葉がやや不明瞭だった子も、しっかりと話せるようになってきているが、友だちとの玩具の取り合い、場所の取り合いになった時には、言葉よりも手が出てしまったり「あー!!」と大きな声で気持ちを訴えたりするため、そばにいる保育者が気持ちを読み取り、言葉を引き出して、互いに納得して遊べるようにしている。…

2歳りす組2023年度7月のまとめ

食事

・以前より野菜に興味を示して、食べてみようとする子が少しずつ増えてきている。見た目で決めてしまうことも多いが、家で食べられるようになったことがきっかけになっている。
・椅子に足を乗せながらごはんを食べている子がいるため、足をおろしてから再度食事ができるよう、声掛けをしている。

睡眠

・水遊びの疲れから、早めに眠くなる子が多かった。食後は布団に横になり、トントンや自分から入眠していた。ただ、興奮気味なのか、早めに起きる子が多かったため、布団に横になって体を休められるようにした。午睡明けは自分から布団を畳もうとする子が数名見られた。

排泄

・以前まではトイレに誘ってもオムツを替えるだけでトイレに興味は示していなかったが、最近は少しずつトイレに興味を示す子が増えてきて、自分から「トイレいく」といって便座に座っている。排尿しなくても自分からトイレに行こう、座ろうとする姿を大いに褒め、意欲へと繋げている。

健康

・夏の疲れから室内でも保育者にくっついて休んでいる子が数名いた。そのため、こまめに検温をしたり、水分を補給したりしている。また、熱がこもりやすい子もいたため、体温が適温になるようにした。
・咳や鼻水がでていて、自分から気づけた子はティッシュで拭いている。または、保育者の声掛けで鼻水を拭いている。

身体発達

・室内遊びで体操をすると保育者の真似をして、飛び跳ねたり回ったりなど、体全身を使って動いている。また、平均台遊びでは、平均台から落ちないよう、両手を広げてバランスを取り、ゆっくり歩く姿が見られた。

情緒面

・朝の分離の際になかなか保護者から離れられず、涙を流す子が数名いた。その後、しばらく保育者のひざに座ると、自分から切り替えられる子が多い。
・お迎えが近づくと「ままは?」という子がいたが、保育者と遊ぶ中で遊びに意識が向き、泣かずに過ごせている。

言語

・歌や手遊びから言葉を取得したり、保育者との会話の中で覚えた言葉を繰り返しで話をしたりして日々を過ごしているため、言葉が増えてきている。また、言葉をはっきりと喋れるようになり、友だちや保育者との会話のキャッチボールを楽しんでいる。…