1歳あひる組月のまとめバックナンバー

1歳あひる組2024年度2月のまとめ

食事

食事の時間になると保育者の声掛けがなくても、手洗い場に向かったり椅子に座ったりして食事の時間を楽しみにしている姿が見られた。麺類の日はフォークを使い食べるようになる。食事前後の手洗いも習慣になってきている。食事の量も全体的に増え、おかわりをしたいとアピールしている。

睡眠

先月同様、入眠に時間がかかるようになったが12:30を過ぎると自力で入眠している。14:30になっても目覚めない子が多いが、保育者が近くで声をかけるとにこやかに起床している。

排泄

トイレに座る習慣が身に付き、自分からトイレへ向かう姿がある。タイミングが合うと排泄が成功することもあり、保育者と一緒に喜んでいる。排泄していなくても、ペーパーを使う姿が見られているのでその都度声掛けをして、必要な時に使うことが出来るよう促した。

健康

目やには落ち着いてきたが、咳鼻水は続いている。花粉症の子が複数名いて、目をかゆがったりくしゃみをしたりして辛そうな子もいた。鼻水が出ると「はなでた」「ふいて」と保育者に知らせる姿もあった。

身体発達

先月に続き、身の回りのことを自分でしようとしている。手先が器用になり、小さいものをつまんだりはがしたりすることができるようになった。また走る速度も速くなり、両手を大きく振り走っている。両足ジャンプや後ろ歩きなども見られるようになり、粗大運動の成長が感じられた。

情緒面

同じクラスの友だちを「仲間」と認識するようになり、仲間意識が強く感じられている。保育者が「もうすぐりすぐみさん」と話すと「りすぐみさん」「あっちのお部屋」と子どもたちなりに理解している様子があった。イヤイヤ期も継続しているが、保育者と落ち着いて話をすると納得できることもある。

言語

小さな集団に対しての声掛けも通るようになり、保育者が話し始めると体を向けて話を聞こうとする姿がある。発語が不明瞭で子ども同士の会話が成り立たないこともあるが、保育者が気持ちを代弁するとスムーズにやり取りすることができる。一人一人の発語や理解力に合わせ、その子に合った関わりをするように心がけた。…

1歳あひる組2024年度1月のまとめ

食事

食事の際、友だちがたくさん食べている様子を見て、カレーやあんかけなどを保育者に「かける」と伝え、白米にかけると「おいしい」と食べていた。急いでご飯を口にかきこんで食べる子もいるので「かみかみごっくんして食べよう」と子どもたちに伝えている。

睡眠

少しずつ体力もついて、入眠する際に時間がかかってしまう子もいる。友だちに話し掛けたり、横になっていても玩具で遊びだしたりするので「起きてから遊ぼうね」と伝えると、安心して入眠している。起床時に、寝起きが良くない子もいるので、友だちや保育者から「おはよう」と言われると嬉しくなっていた。先に起きた子も保育者と一緒に布団にいる子の名前を呼んで起こす姿があった。

排泄

午睡明け、パンツに出ない子も増えてきている。トイレに行きたくて「トイレ」「ちっち」と保育者に伝えている姿が増えた。トイレで排尿することができると「でた」と伝えて喜んでいた。トイレに誘ってみると座る子も増えてきた。

健康

年明け、鼻水や目やにが出る子が増えた。午睡明けや、夕方にかけて目やにが多くなり、痒くて目をこすってしまうので、その都度手洗いを行い目に汚れが入らないように努めた。

身体発達

戸外へ行く準備の際、靴や上着を一人で出来るように配慮した。靴下を履く際、靴下のかかとの部分が足の甲のところへきてしまい、納得がいかない子もいた。一人で靴を履いてみようとする姿も増え、靴が動かないように保育者が支える援助を行うと靴も履けるようになり、保育者とできたことを喜び合う様子もあった。

情緒面

先月に引き続き、自分の気持ちを保育者や友だちに上手く伝えることが出きず怒って物を投げたり、へそを曲げたりする様子もあった。「イヤイヤ」となるが、身支度を一人でできるようになるために失敗を重ねた先に、できた時の喜びや達成感を感じている姿があった。

言語

一語文や二語文が多く見られた。また、保育者が話していることを聞き、言葉でのやりとりを楽しむ姿があった。あそびの中で発見したものや、気になったものに対して名前を聞いて真似して友だちや保育者に伝えようとする姿があった。…

1歳あひる組2024年度12月のまとめ

食事

食事後の手洗いが身についてきた。今までは「ごちそうさま」と挨拶をして、保育者が手洗いを促すと「イヤ」と泣いて嫌がる子もいたが、今では自ら手洗い場へ行き手を洗っている。「あまい」「すっぱい」が少しずつ分かってきているのか果物を食べると「あまーい」「すっぱ」と表情と共に保育者や友達に知らせようとする子もいた。

睡眠

午睡時、寝返りをうちうつぶせになってしまう子が多くいたのでその都度仰向けにし、安全に入眠できるようにした。また寒暖差にも気を付け、室内の温度を適温になるよう配慮した。毛布で口が覆われてしまうこともあったので、脇の下に毛布をはさんだり、肩よりも毛布を下にかけたりして呼吸を妨げないよう留意した。14:30までぐっすりと眠る子がほとんどである。

排泄

便座に座る機会を増やしてきたことで、保育者の声かけがなくても「オムツ綺麗にしよう」と伝えると自ら紙パンツとズボンを脱ぎ、便座に 座りたいとアピールしている。水を流したがる姿も見受けられているが「おしっこでたらお水流そうね」と保育者が簡単に伝えると納得してその場を離れる子もいた。

健康

12月中旬より園内にてインフルエンザが流行する。年末年始の休み前に発熱や咳で欠席、早退する子もいたので受診をする場合はインフルエンザコロナなどの感染症の検査を促し、感染症予防に努めた。またこまめな換気や水分補給、布団の配置などにも配慮しクラスとしても感染拡大に留意した。

身体発達

ズボンの着脱がスムーズになり、自分でやりたいとアピールすることが増えた。靴の着脱は今までよりもさらにスムーズになっているが、靴下を履くときに膝が思うように動かず、イライラして靴下を投げたり履かずにそのまま遊ぼうとしたりする。靴下はかかとの部分まで保育者が援助をすると、くるぶし部分まで引っ張り履くことができている。

情緒面

年末年始の連休が明けても、泣いたり保護者の後を追ったりすることがなくなり園生活にもすっかり慣れ、安心して過ごしているように感じる。自己主張がはっきりとしてきてはいるが、甘えたり手伝ってほしかったりする姿もあるので担任間だけでなく、クラスに入ってくれる職員にも子ども一人一人のことを周知し、それぞれに合った関りができるようにした。

言語

今まで発語が少なかった子も、不明瞭ではあるが言葉や指差しで保育者に何かを伝えようとしている。言葉が多く出ている子は、2~3語文を話すようになり、保育者との言葉のやり取りを楽しんでいる。大人同士の会話に参加しようとしたり、保育者が使っている言葉を真似たりと今まで以上に言葉への興味が深まってきているように感じる。…

1歳あひる組2024年度11月のまとめ

食事

食事の時間になり、配膳台が保育室に入ってくるのを見ると、手に持っていた玩具を片づけて自分から席に座る姿が見られた。寒さからか、水分量が減りお茶をなかなか飲まなくなる子もいたので、活動の切れ目にお茶を飲む回数を意識的に増やした。アレルギー児の安全考慮のためにも、今まで以上に手洗いや着替えを丁寧に行っていく。

睡眠

成長とともに体力がついてきて、今までは給食後にはすぐ布団に横になり一人で入眠していた子も、入眠までに時間がかかるようになった。周りがざわざわしているとなかなか寝付けないような姿も見られていたので、無理に寝かしつけをすることはしていないが、落ち着いた環境で入眠できるように意識した。

排泄

先月に続き、トイレに興味を持ち始め便座に座ろうとする姿が多く見られるようになる。今まで便座での排尿があまり見られなかった子も、座ると自然に排泄するようになり、保育者とともに周りにいる子どもたちも一緒になって喜ぶ場面もあった。寒さで排尿間隔が短くなってきているように感じるので、タイミグを考慮して今後も便座に座る機会を継続していけるようにする。

健康

戸外から帰ってきた時や、食事前後の手洗いでは自分たちで蛇口を回して一人で手洗いができるようになった。まだ一人でやることが難しい子は、周りにいる子が気づいて助けている様子もあり、ハンドソープを渡し合う姿も見られた。鼻水がたくさん出ている子が多く、ティッシュで拭くと痛がる様子も見られていたのでぬるま湯で拭くと、痛みも少し和らぐのか拭くことを嫌がる姿は見られなかった。

身体発達

朝や夕方の支度(カゴの出し入れ)などを自ら積極的にやろうとする姿が見られた。靴や靴下の着脱はまだ難しい様子で、途中まで保育者が援助すると最後まで自分で履くことができている。手先が更に器用になり、パズルのピースも的確に置きたい場所に置いたり、今まで使っていたものよりも小さいシールをつまんで、紙に貼り付けたりすることができるようになった。一人一人違うので、子どもの成長に合わせた関わりをしていく。

情緒面

新入園児の友だちにも慣れてきた。担任が新入園児と関わる子が増えると、在園児の子どもたちも担任に甘える姿が見られ、寝かしつけや抱っこを求めていた。その反面、自分でいろいろなことをやってみたいという気持ちが強く表れはじめていて、保育者が援助しようとすると「イヤ」と拒否する姿も見られた。無理に手伝ったり、急かしたりすることはせず、時間に余裕を持ち気持ちを受け止められるようにした。

言語

言葉が出てくるようになり、保育者だけでなく子ども同士の言葉のやり取りも増えてきている。モノや色の名前、保育者や友だちの名前もよく覚えていて、名前を呼んでいる姿も多く見られるようになった。自分の気持ちを言葉で伝えるのが難しい場面も多いが、保育者が間に入ったり気持ちを代弁したりして言葉を促したことで、保育者の後に続いて自分の気持ちを言葉にする子もいた。…

1歳あひる組2024年度10月のまとめ

食事

好き嫌いがはっきりと見られるようになり、保育者へのアピールも増えてきた。手掴み食べは自然に減り、食具を使って自分のペースで食べ進めている。汁物を好む子が多く、おかわりもしている。白米の食べ進みがあまりよくないことが多いので、おかずと一緒に食べられるようお皿に入れたり、食事介助の際に一緒に食具に乗せると食べ進みも良くなっていた。

睡眠

毛布を掛けると気持ちよさそうに眠っている。うつぶせになり眠る子が多いので、その都度仰向けに体位を変えて安全に眠ることができるようにした。途中で目覚めることもほとんどなくなり、14:30までぐっすりと眠っている。
排泄 布パンツを着用している友だちを見て影響されているのか、便座に座りたいとアピールする子が増えた。園で初めて便座で排尿できた際は拍手をして笑顔で喜ぶ子もいた。また紙パンツに便が出るとトイレの前へ行き、保育者に便が出たことを知らせる様子も見られた。寒くなり排尿の量も増えることが予想されるので、こまめに交換できるよう職員同士連携する。

健康

鼻水、咳が多く出ている子がいた。鼻水を拭くことを嫌がり、鼻の下を拭いて赤くなる子もいた。鼻水を両手で拭き、顔が汚れてしまう子もいたのでぬるま湯で拭き、清潔を保てるよう心掛けた。寒さからか頬や体が乾燥し、痒がる姿も見られたので引き続き家での保湿に協力してもらう。

身体発達

先月に続き、指先が器用になり小さなものをつまんだり、シールを剝がしたりすることがスムーズになってきている。体力ついてきてはいるが、日によって疲れが見られる子もいるので無理のない範囲で活動することができるよう保育をした。着替えコーナーに座椅子を置いたことで、自分でズボンの着脱ができるようになってきている。

情緒面

保育者が靴を脱ぐのを手伝ったり、帽子を頭から外そうとすると泣いたり「あー」と声を出したりして自分でやりたい気持ちをアピールしていた。自分でやりたくても上手くできないこともあり、手伝ってほしい気持ちと自分でやりたい気持ちが伝わってきているので、子どもとのやり取りを丁寧に行い、自分でできたという達成感を感じられるよう援助をしていきたい。

言語

今まで不明瞭な言葉が多く聞かれていたが、はっきりと発音するようになり言葉のやり取りを以前よりも楽しんでいる。また保育者が「〇〇したかったの?」と尋ねると「うん」と返事をする姿も多く見られるようになった。発語がゆっくりなことを心配に感じている保護者もいるが、子どもたち一人一人のペースに合わせた関りを心掛け、楽しい雰囲気でのやり取りを意識して関わることができた。…

1歳あひる組2024年度9月のまとめ

食事

好きなものをスプーンや手掴みでよく食べている。好き嫌いが明確になり、好きなものはおかわりをしたいとアピールするが苦手なものは「いらない」と皿を遠ざけている。皿が机に置かれると保育者の促しが無くても両手を合わせて「いただきます」の挨拶をする姿も見られ、一人の子が挨拶をするとその姿が連鎖して周りの子も挨拶をする場面もあった。

睡眠

給食後、自分の布団に横になり自力で入眠しようとする。布団を掛けると嬉しそうな表情を浮かべ眠っている。よく眠る子が多く、起きるのに時間が掛かる子もいるが泣いたり怒ったりすることもなく機嫌よく目覚めている。

排泄

便座に座る習慣が少しずつ身についてきている。便座に座って排泄することはほとんどないが便座に座ると嬉しそうにする。便が出るとトイレの前に行き、出たことを知らせたり紙パンツを出して「ちっち」とアピールしたりする子もいる。

健康

体が大きくなり、体力もついてきたことで以前よりも体調を崩す頻度が少なくなったように感じる。鼻水がでると保育者に知らせたり、ティッシュを自分で取り、鼻を拭いたりする姿もある。朝夕の寒暖差により、乾燥しているのか咳き込んで吐き戻してしまう姿も見られた。

身体発達

午前中の活動では、眠たくなる様子もなく元気に過ごすことができている。手先の感覚が育ってきたのか物をつまんだり、力加減の強弱も少しずつ分かってきたりと成長を感じる。走ることが好きな子が多いが、両手を振って走ることがまだ難しくバランスを崩して転倒してしまうこともあるので注意して見守っている。

情緒面

身の回りのことを自分でしようとする姿がある。イヤイヤ期で何事に対しても「いや」「ない」と自己表現がはっきりとしてきた。保育者に甘えたい気持ちから手を伸ばしてだっこを求めたり、そばに来てスキンシップをとったりする姿も見られているので引き続き安心して過ごせるよう関わる。

言語

「わんわん かわいい」「ごはん おかわり」など生活に必要な言葉を二語文で保育者や友だちと会話を楽しむ姿がある。言葉の数が少ない子も、保育者の言っていることを理解している様子が見られていて、発語も少しずつ増えてきている。…

1歳あひる組2024年度8月のまとめ

食事

自分で食べたいという気持が強く感じられ、食具を持ちそれぞれのペースで食べ進める姿が見られる。食欲旺盛でおかわりを求める子も多く、最近は保育士に対して「おかわり」「もっと」と伝えられるようになる。おかわりを
して満腹感を感じると「おしまい」と自分で終わりを決めることができるようになった子もいる。

睡眠

環境が変わり、布団の数が増えると布団の上をゴロゴロ転がり楽しむ姿が見られるようになった。一人一人寝かしつけの方法は異なるが、保育士の手を頬に寄せたり、膝の上に頭を乗せたりして甘える姿も見られた。

排泄

午睡明けに便座に座り排尿する子や、紙パンツに排尿していても便座に座る子の姿が見られた。紙パンツ交換後のズボンの着脱も「やって」と甘える様子もあるが、保育者と一緒に取り組むと自分でやろうとする姿が見られているので引き続き一緒に取り組みながら様子を見守り、自分でやりたい気持ちを促していく。

健康

37.5℃以上の発熱がなくても、咳が続いていたり、顔色がいつもと違ったりした時には保護者に電話連絡をし、子どもの様子を知らせ早めのお迎えに協力をしてもらう。4月は鼻水を拭くことを嫌がる姿も見られたが、保育者が「お鼻拭くよ」と声をかけると嫌がらずにじっと待つ姿も見られた。
虫刺されにより、刺された部分が赤くなり熱を持って痒がる子が多くいた。

身体発達

保育者が体操の音楽を流すと体を揺らして楽しそうに踊っている。室内でボールプールをすると、上へ向かってボールを投げようとしたり、ボールを両手で3~4個持とうとしたりしている。非常階段の上り下りも保育者と手を繋いでゆっくりとできるようになった。

情緒面

園生活や担任にも慣れ、泣いて登園する子はおらず笑顔で過ごしている。保育者だけでなく、子ども同士のやりとりも多くなり相手の表情をのぞき込んだり、泣いている子の頭をなでたりする姿も見られる。少ない人数なので落ち着いて過ごせるようにした。

言語

絵本の読み聞かせをすると「あ!」「これ」と指差しをしたり、不明瞭ではあるが言葉を話したり、発語が多く見られるようになる。園生活で使う簡単な言葉(まんま、ないない、おきがえ)と意味が少しずつ一致してきているように感じる。…

1歳あひる組2024年度7月のまとめ

食事

「ご飯食べよう」と声を掛けると、水道に行って手を洗い、好きなところに座っている。エプロンを渡すと自分で付けようとする子もいる。苦手な物は食器に残し、おかわりしたい時には「あ!」と言って食器を保育者に差し出してアピールしている。

睡眠

室内あそびが多く、体力が余っているのか1時半頃には目を覚ます子が多かった。まだ眠たくて泣く子もいたので、安心して再入眠できるように側に付いて対応した。

排泄

水分をよく取るようにしているので、排尿の量も多かった。オムツがいっぱいになっていないかその都度確認をして、気持ちよく過ごせるようにしていった。排便の数も多く、便が少しゆるかったり固かったりして、お尻が赤くなってしまう子もいた。

健康

コロナウイルスやヘルパンギーナ、蕁麻疹などにかかる子もいた。熱や咳、鼻水などで休む子もいたので、子どもの様子に変わりがないかしっかりと見たり、体温を測ったりしていった。

身体発達

室内あそびで滑り台や平均台、トンネル、ボール遊びなどを取り入れて、体を動かせる遊びを用意した。喜んで体を動かす姿が見られ、何回も滑り台を滑ったり、トンネルをくぐったりしていた。

情緒面

玩具を貸して欲しい時に上手く自分の思いを伝えられないと泣いて怒ることがあった。保育者が気持ちを受け止めると安心して遊び始めていた。友だちとの関わりが少しずつ出てきたので、見守りつつ援助していく。

言語

保育者の言葉をよく理解していて、何か問いかけると頷いたり頭を横に振ったりして、気持ちを伝える子もいる。言葉の面では、保育者の言葉を真似して言う子や、「ママ」「いやいや」「カンカンカーン」などの簡単な言葉を言う子もいる。

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1歳あひる組2024年度6月のまとめ

食事

食に意欲的な子が多く、自分で椅子に座りエプロンをつけようとするなど、食事の時間を楽しみにしている子が多い。繰り返し手を添えて食器や食具を持つことを伝えていくと、自分でスプーンを持ったり、食器をおさえて食べる姿が増えてきた。また、苦手な物も優しく声をかけ励ますと少し口にしてみようとする子もいる。

睡眠

生活のリズムが身に付いてきていて、食後に自分から布団に横になる子どもが多い。室内でもたくさん体を動かして遊べるように工夫したり、戸外活動を沢山取り入れることで心地よい疲れを感じ、スムーズに入眠できる子どもが多い。

排泄

保育者が『うんち出た人いるかな?』と声をかけると『はーい』と手をあげたり、おむつを触って知らせてくれる子もいる。遊びの途中でも友だちがおむつを替えている姿を見ると、近くに来て自分も替えてもらおうとしたり、自分のおむつをカゴから出そうとする子もいる。

健康

感染症はみられなかったが、咳や鼻水がたくさん出たり、発熱を繰り返してしまう子が多かった。自宅で熱性けいれんになってしまった子もいたので、丁寧な視診をし表情がいつもと違う場合は細目に検温を行った。

身体発達

気温が高くなる前に、散歩にバギーを使わずに何度か出掛けた。『お友だちとおててぎゅっぎゅだよ』と分かりやすい言葉で繰り返し伝えると、友だち同士で楽しく手を繋ぎ歩けるようになってきた。公園の遊具の滑り台にも一人で登り、楽しむ子が多く歩行が安定して伸び伸びと身体を動かし遊んでいる。

情緒面

新入園児が入り、8名となった。新入園児が不安で泣いてしまっても、つられて泣いてしまう姿もなく、安心して過ごしている。落ち着いた雰囲気の中で、新入園児もすぐに園に慣れることが出来た。友だちに対しても穏やかに関わろうとする姿が増え、玩具を渡したり、頭をなでる姿がある。

言語

発語があまりみられなかった子も、だんだんと発語が見られるようになってきた。指差しで『あっ!』と伝えてきた時には、『わんわんいたね』『ごはん食べようね』など分かりやす言葉で返していくと、真似して話そうとする子が多かった。また、『にゃんにゃん』『わんわん』など話せる単語を繰り返し発して楽しむ子も多かった。…

1歳あひる組2024年度5月のまとめ

食事

園生活にも慣れ、一日の流れを理解してきたからか食事の時間になると手を洗いに来たり、椅子に座ったりして食事の時間を楽しみにしている姿が見られる。食に意欲的な子が多く、たくさん食べておわかりもしている。おかわりが欲しい時にはスプーンを上にあげたり皿を保育者に渡そうとしたりしてアピールをしている。

睡眠

先月同様、戸外へ出かける機会を多く作り、体を動かせるように保育を計画したことで給食後は自分の布団に横になり、一人で入眠する子が多くなったように感じる。4月はだっこで入眠する子もいたが、トントンで入眠できるようになり、子守唄を歌うとスムーズに入眠する子もいた。

排泄

午睡明け、便座で排尿する子もいた。紙パンツがいっぱいになると「ちっち」とオムツをたたいて教えてくれる子や、排便をすると紙パンツを持ちトイレの前に行き、保育者に知らせる子もいた。オムツ替えが気持ちいいと感じることができるよう、紙パンツを取り換える時に「きもちいいね」「すっきりしたね」と取り換えたことの気持ちよさを保育者が言葉にして伝えた。

健康

37.5℃以上の発熱がなくても、咳が続いていたり、顔色がいつもと違ったりした時には保護者に電話連絡をし、子どもの様子を知らせ早めのお迎えに協力をしてもらう。4月は鼻水を拭くことを嫌がる姿も見られたが、保育者が「お鼻拭くよ」と声をかけると嫌がらずにじっと待つ姿も見られた。

身体発達

保育者が体操の音楽を流すと体を揺らして楽しそうに踊っている。室内でボールプールをすると、上へ向かってボールを投げようとしたり、ボールを両手で3~4個持とうとしたりしている。非常階段の上り下りも保育者と手を繋いでゆっくりとできるようになった。

情緒面

園生活や担任にも慣れ、泣いて登園する子はおらず笑顔で過ごしている。保育者だけでなく、子ども同士のやりとりも多くなり相手の表情をのぞき込んだり、泣いている子の頭をなでたりする姿も見られる。7名と少ない人数なので落ち着いて過ごせるようにした。

言語

絵本の読み聞かせをすると「あ!」「これ」と指差しをしたり、不明瞭ではあるが言葉を話したり、発語が多く見られるようになる。園生活でつかう簡単な言葉(まんま、ないない、おきがえ)と意味が少しずつ一致してきているように感じる。…