1歳あひる組2021年度1月のまとめ

食事

苦手な物は「いらない」と保育者に伝える。食欲旺盛で、おかわりもよくしている。「おかわり」「ちょうだい」と保育者に対しアピールをする姿も見られる。食具はほとんどの子がフォークを使用しており、使い方も安定しているが時折利き手や持ち方が分からなくなる子もいたので、そばで丁寧に伝えた。食材のカットの大きさを変えてもらったことで、口に詰め込み過ぎることもなくよく噛んで食べていた。

睡眠

「トントンしてー」と保育者に寝かしつけを求めることが増えた。トントンしてもすぐに眠ることはないが、近くに保育者がいることが安心するようで、寝かしつけをしなくてもそばに行くと自然と入眠していた。室内の暖房を付けて眠っていたこともあり、体温調節が難しく頬が赤くなったり体が熱くなったりすることもあったので、換気をして様子を見た。

排泄

先月同様、自ら紙パンツの交換にくる姿が見られる。1月に入り、ズボンの着脱だけでなく紙パンツを穿こうとしている。はじめは「できない」「やって」と保育者に助けを求める子が多かったが、少しずつできるようになり「できた」「あってる?」と確認するようになった。

健康

手洗いの際に、手の表面しか洗わず手の甲がきちんと洗えていなかったので、そばで丁寧に洗い方を伝えた。また手洗い後に手を拭いた際にきちんと拭き取れておらず濡れたままの子が多くいたので、拭き方も伝えた。低月齢の子たちはまだ難しそうだが、高月齢の子たちは丁寧に手を拭くようになった。

身体発達

先月同様、バギーを使用せず15名全員で歩いて散歩に出掛ける。相性や身長差もあるが、ゆっくりとしたペースで安全に歩くことができた。また活動量が増えたが子どもたちの体力も付いてきた。手先が器用になり、小さなものをつまんだり、シールを剝がしたりすることができるようになった。

情緒面

靴や靴下の着脱の際に、自分でできずに泣いてしまうことがあった。子どもたちが自分でじっくりと取り組めるように時間に余裕を持ち、見守った。

自分でやりたいという気持ちが強く芽生えてきた反面、まだまだ保育者に甘えたい気持ちがあるのか「だっこして」「ぎゅ」とスキンシップを求める姿も多く見られたので、感染症予防を意識しながら子どもたちの気持ちを受け止めた。

言語

高月齢児は二語文や三語文を話している。言葉は増えてきているが、保育者が言ったことが分からず混乱する姿も見られるので、身振り手振りを加えて分かりやすいよう伝えた。低月齢の子は「できた」「おいしい」「みて」「やって」など自分の気持ちを簡単な言葉で伝えようとしている。また子ども同士での言葉のやり取りも増えてきている。

育児あれこれ