言葉
・友だちとの会話の中で上手く思いを伝えられず、悩んでいる姿が多く見られた。保育者は一人一人の子どもたちの気持ちを受け止め、その子自身の言葉を引き出し、お互いが納得できるように仲立ちした。中には保育者が気持ちを受け止めて仲立ちをする姿を見て「〇〇だったんだね」と声を掛けられるようになる子もいた。
環境
・大掃除の意味を伝え、気持よく過ごせるように室内や廊下などを綺麗にした。普段からも少しずつ掃除をして、自分たちの過ごす環境を整えるようにした。
・身の回りに残っていた玩具や落ちているごみなどを拾って、次の活動がスムーズに動けるようになってきた。
表現
・おたのしみ会の劇の練習や本番で、自分の役になりきって気持ちを表現したり「ここはこうしたほうがいいね」と友だち同士で工夫する姿が見られたりした。合奏や歌も同様、楽しみながら参加することができ、本番後の保育でも子ども自身が何度も歌をうたったり、違う役になりきったりする姿が見られた。
健康
・鼻水が出るとティッシュで拭かずに服で拭いてしまったり、手洗いの際に水が冷たいことからしっかり洗わずに手洗いを済ませたりする姿が見られるため、子どもたちに再度伝えた。
・冬になり、なかなか自分から水分を摂らない子が増えたため、こまめに水分補給の声掛けを行ない、便秘や脱水症状、感染症予防に努めた。
人間関係
・相手の感情や表情に気づくことで、お互いが仲良く遊ぼうとする子や、相手が嫌がっていることや、困っている姿などに気づけない子など様々だったため、日々関わっていく中で相手がどう思うか、友だちの表情はどうなのかなど、繰り返し伝えている。その場では気づけなくても、保育者が仲立ちすることによって気づくことができる子もいた。