4歳きりん組2021年度7月のまとめ

言葉

自分の気持ちを伝えるときに「○○したい」ではなく「○○したいから、○○がほしい」などと自分のしたいことに付け加えて理由を伝えられるようになった。言葉をゆっくり考えて話している姿があり、相手の気持ちを考えて話したり、聞いたりしていた。室内で過しているときに声が大きすぎることがあるので、どのくらいの声で話すといいか伝えた。

環境

セミの声に気づき「せみがないている」と話していた。園庭に出た時、セミを見つけると喜んで保育者に知らせよく観察していた。セミを捕まえると、優しく見せ合う姿もあったが、見たい勢いで大きな声が出ることもあった。最後は、「かわいそうだから、きにかえしてあげよう」と話して、木に戻してあげていた。室内からもセミを見つけると、嬉しそうに見ていた。

表現

うちわ制作で、スイカとおばけを作った。スイカは折り紙をちぎって張り付けた。赤い色がついてくると「おいしそうになってきたね」「あまそうだよ」「たべてごらん」と話していた。スイカの種をペンで描くと、たくさんの種を描き「いっぱいにした」と笑いながら友だちに見せる姿があった。おばけは、クレヨンでおばけの絵を描き、ハサミで切った。細いおばけや小さなおばけ、ニコニコおばけなどそれぞれ違ったおばけができ「おばけだぞ」と作ったうちわを持って遊んでいた。

健康

熱や咳で休む子もいたが、感染症にはかからず過ごせた。暑くなってきたので、保育者が声を掛けなくても自ら水分補給をするようになった。室内にいる時は、水分補給を忘れていることが多いので、声を掛けている。室内で「あつい」「せんぷうきつけて」「さむい」となどと子どもたちから伝えてくれるので、子どもたちの様子に合わせてこまめに温度調整をしていった。

人間関係

遊んでいる時に、「いれて」「いいよ」のやりとりは少なくなり、自然と子どもたちだけで一緒に遊べるようになってきた。絵本コーナーにカルタを持っていき、数人で囲んで遊んだり、「トランプ、やるひと?」と友だちを集めてババ抜きや神経衰弱で遊んだりしていた。子ども同士で助け合ったり、譲り合ったりする姿も見られた。自分の物と友だちの物の区別はついているが、他児の引き出しを勝手に開けることがあったので、それはしないように伝えた。

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