4歳きりん組2020年度2月のまとめ

言葉

自分の思いや、その時の状況を言葉で丁寧に伝えられるようになった。ひらがなが読めなかった子も読めるようになり、絵本や給食の献立の文字を指で追って読もうとしている。カタカナにも興味を示し始め、伸ばす音や濁点、句読点にも興味を持ち始めている。

 環境

毎週金曜日に引き出しや下駄箱を掃除する習慣が身についてきたからか、保育者の声掛けが無くても自分から掃除しようする姿が見られる。下駄箱の中や上、テラスの段差などを掃き終えると「きれいになった」と嬉しそうにしていた。保育室やトイレのペーパータオルを一度に取りすぎてしまうことが続いたので、クラス全体で使い方を再度確認していった。

表現

お楽しみ会で他のクラスが発表していた曲を口ずさんだり、歌っている時に曲に出てくるもの(花や鳥)のポーズをして歌ったりと自由に体を動かして楽しんでいた。体操遊びやサーキット等の遊びなども取り入れ、体を動かす楽しさをみんなで味わえるような機会を増やしていく。

健康

発熱する子や、咳鼻水が出る子はいたが欠席する子はほとんどおらず元気に登園していた。外遊びで体を動かす子が多く、汗をかいている子が数名いたのでその都度着替えるよう声を掛けていった。帰りの支度時に、お茶を飲むよう伝えていたが支度に夢中になり忘れてしまう子が多くいたので、きちんと水分補給するよう再度促した。乾燥により顔や手足を掻きむしる子がいたので、保護者にこまめに伝えた。コロナウイルスの感染予防のため気を付けることが多くあったが、子どもたちはすぐに慣れ適切に対応していた。

人間関係

外へ行く際に友だちの帽子を見つけると手渡したり、落とし物があると拾って渡しに行ったりする姿があった。遊びの中で意思の疎通が上手くいかず、トラブルになることも多かったが、周りの他児が話を聞いて仲立ちをしようとしたり、状況を整理しようとしたりするなど本人同士だけでなく周りにいた子たちが寄り添って、話し合いで解決しようとする場面も見られた。進級に向け不安そうな子の様子も見られるので、友だちや保育者との関りを通して安心できるよう関わりたい。

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