4歳きりん組2020年度12月のまとめ

言葉

自分が経験したことや、友だちに聞いたことを保育者や他の友だちに話す姿が見られる。かるた遊びに夢中になる子が多く、読み手にも挑戦していた。また、まだひらがなが読めない子も読める子を見て真似ようとする姿も見られた。流行しているアニメの登場人物になりきり、難しい単語の意味を保育者に尋ねてくる子もいた。

 環境

玩具のコーナーを変えると、すぐに気が付き綺麗に片づけようとしていた。椅子の重ね方も「ふたつまでだよ」ときちんと理解しているようで、新入園児の子に教える姿もあった。保育者が机を動かそうとすると、「こうやってもつんでしょ」と積極的に手伝いをしてくれる子もおり、全体を見て行動している様子が多く見受けられた。

 表現

今まではラキューやレゴブロックで船や車を作って楽しんでいたが、最近は作ったものを線路に走らせたり、折り紙で作ったお団子や果物などを食べる真似をして遊んだりと自分たちで作ったものを使ってじっくりと遊ぶようになった。また自分が作ったものだけでなく友だちが作ったものに対して「じょうずだったよ」「○○ちゃんのすごいんだよ」と嬉しそうに報告することが増えた。制作では、自分の納得がいくまで取り組む子の姿も見られる。

 健康

鼻水が多く出ている子が増えてきているが、服の袖で拭いてしまう子が多く袖が汚れてしまう。着替えも自分たちでできるが、着替えの途中で裸になって遊んだり、いつまでも裸で過ごしたりする子が多いので、その都度早く着替えられるよう声を掛けた。

手洗いは自分たちで決めた「10秒」を守る子もいれば、保育者が見ていないところで手を洗わずに戻る子もいるので、コロナウイルスのことや手洗いの大切さを再度丁寧に伝えていった。

人間関係

少人数で固まって遊ぶ子が多く、「いれて」「いいよ」「あとでね」と言葉は多く聞こえているが実際は一緒に遊ばず離れたり、「あとでね」と返事をしても一緒に遊ばなかったりということが多かったので、みんなで遊ぶ楽しさを伝えられるよう関わっていった。ドッヂボールや氷鬼、ごっこ遊び等自分たちで人数を集め役割を決められるようになってきており、集団遊びを楽しめるようになってきている。また乳児組に対して優しく接しようとする姿も見られている。

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