4歳きりん組2020年度8月のまとめ

言葉

季節の歌や手遊びの歌詞に気が付き、「どんないみ?」「○○ってなぁに?」と気に掛けている子の姿が見られた。ひらがなをスムーズに読むことができるようになり、毎日交代で、文字を読める子が給食のメニューを読み上げる場面も見られるようになった。自分の思いをうまく言葉にできない時もあるが、時間を置いたり場所を替えたりして話をすることで少しづつ思いを相手に伝えられるようになってきている。

環境

水遊びを楽しみに過ごす。泥や水を嫌がる姿は見られず、水風船やキラキラした玩具、水鉄砲を使って遊んでいる子や、大きな水たまりの中に入って泥の感触を楽しむ子が多くいた。熱中症警戒アラートの発令により部屋で過ごすことも多かったが、ルールのある遊びや「なべなべそこぬけ」「はないちもんめ」等の伝承遊びを友だちと一緒に行うと、「もっとやりたい」「もういっかい」という声が多く、自由遊びの際にも3、4人で集まりはないちもんめを楽しむなど気に入っているようだった。

表現

運動会の遊戯練習では、動きだけでなく大きな声で「にじのむこうに」を歌いながら踊る姿が見られ、笑顔で楽しそうに踊る姿が印象的だった。振り付けだけでなく隊形移動もあった為か初めは自信がなさそうに踊っていた子も、回数を重ねるにつれて少しずつ自信のある表情や動きが見られるようになり、子どもたちの気持ちも徐々に運動会へ向かっていると感じた。

健康

水遊び前の着替えでは、着ていた服を一度全て脱いで、裸になってから水遊び着に着替える子が多くいたので、なるべく裸にならずに着替えができるように声を掛けていった。また、室内で過ごしていても熱中症になる恐れがあることを伝えると、保育者が声を掛けなくても自主的に水分補給をすることが増えている。汗をかいたり、服に食べ物がついて汚れたりすると自ら「着替える」と言う子の姿が見られるようになった。

人間関係

それぞれ好きな友だちと好きな遊びをじっくり楽しむ姿が多く見られるようになった。友だちの姿が気になるようで、困っていると助けようとしたり、泣いていると背中をさすったりして相手を慰めようとする子もいた。保育者との関係も安定してきており、スキンシップを求めるようになった。友だちの様子が気になり、干渉しすぎてしまう姿も見られているので、子ども同士が嫌な思いをしないよう程よい距離で関わることができるように様子を見守りながら、必要な時には仲立ちをしていく。

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