言葉
かるたやすごろくで遊ぶようになり、ひらがなに興味を持ち始めている。自分の名前をゆっくり読みながら指でたどったり、「なんて書いてあるの?」と聞いてきたりする姿も見られていた。トラブルや気持ちのすれ違いがあっても手が出ることはなくなり、自分の気持ちを言葉で伝えられるようになったように感じる。
環境
保育室が変わり、進級を身近に感じている様子が見られていた。クラスでの約束ごと(友達に優しくする、身の回りのことは自分でやってみるなど)を進級前に話すと、子どもたちから気づいて積極的に発言する姿が見られていた。進級に期待を持ち過ごしている様子なので、引き続き落ち着いて過ごしていけるようにしたい。
表現
戸外へ散歩に出かけると「風が気持ちいい」「お日様あったかいね」「雨がザーザーだね」と気持ちを表していた。また友達が転んだり、失敗したりすると「大丈夫大丈夫」「もう一回やってみよう」と前向きな言葉が咄嗟に出ていた。プランターのチューリップを見ると手で花の形を作り、チューリップの歌をうたい、楽しんでいた。
健康
季節の変わり目や気温の変化に気が付き、戸外に出るときにはテラスへ出て外の気温を確認し、衣服の調節をするようになる。手洗いや歯磨きなど丁寧に行う子もいるが、逆にすぐ終わらせてしまう子もいるのできちんと丁寧に行うことができるように促した。
人間関係
他児が今までできなかったことができるようになると、「すごいね」「〇〇くん頑張っているよ!」と他児の成長を共に喜んでいた。異年齢児との関りも見られ、氷鬼や縄跳びを一緒にしたり、合同保育の時にトランプなどをして一緒に遊んだりしていた。保育者との関係も深まり、スキンシップを求めてくる子が多くいたので「大好きだよ」と言葉でも伝えながら、安定した関係の中で安心して過ごすことができるように関わることができた。