健康
冬の生活習慣が身につき手洗い、うがいを丁寧に行っている子が増えている。さらに関心がもてるように働きかけていく。次への活動を意識しながら、進んで片付けや準備をする子どももいれば、周りを気にせず切り替えができない子どももいるので、見通しをもった声掛けや個別に対応していくようにする。体調不良や感染症の子も月末辺りからでてきたので、部屋の換気や風邪の予防について分かりやすく伝えたり確認したりしながら、配慮していく。
人間関係
正月遊びを通して、こま回しやすごろく、福笑い、凧揚げなど友だちと競い合ったり、教えたりする姿が見よく見られ、友だちと共有する楽しさを味わっていた。ドッチボールなど集団遊びやルールのある遊びも興味を持って参加し、チーム同士で話し合いながら力を合わせることの楽しさを感じたり、勝ち負けを味わいながら嬉しい気持ちや悔しい気持ちになったりする経験ができた。時には揉めることもあったが、自分たちで話し合いながら解決でき、状況に応じて保育者が介入しながら最後は子どもたちで解決していく姿がある。
環境
天気が良い日や気温も暖かい日が続いて、雪の降る陽気ではなかったが、寒い日に戸外に出ると、自分の吐く息に気がついて「いきがしろいよ」と保育者や友だちに伝えたり、その姿を見て真似したりと共感していた。文字や数字に興味や関心をもって、積極的に遊びに取り入れている。身近な伝承行事の由来に関心をもって話を聞いたり、遊びに取り入れたりしながら、友だちと楽しんでいる。
言葉
新年の挨拶をみんなで行い、年末年始の楽しかったことを発表する機会をもったことで、友だちの話にも興味を示して聞いたり、答えたりと質問するやり取りを楽しんでいた。そのことについても意欲的に楽しんで絵に描いた。思ったことをすぐに口にしてしまうことがあり、悪気はないが相手が傷つく言葉を発してしまうことがあるので、相手の気持ちや思いを伝えていきながら、話し方なども伝えていく。
表現
廃材やダンボールなど折り紙も取り入れ使いながら、自分で考え工夫している様子や友だちと一緒に協力し合う楽しさや共有する姿も増えた。できた作品を遊びに取り入れ楽しんで使っている姿が見られる。自分の作品を友だちや保育者に見せて、褒められたり、認められたりすることで満足感や達成感を味わう姿があり、自信に繋がっている。