5歳ゆり組2017年度4月のまとめ

健康

新年度の疲れも見せず、元気に登園していた。咳・鼻水の出ている子も数名いるが、発熱などなく登園していた。また花粉症状も落ち着いてきたようで、目をかゆがる様子もほとんど見られなかった。
また鼻が出た時は、自分で考えてティッシュで拭けるように声をかけると、拭けるようにもなってきた。
手洗い・うがいも定着し出来ているが、ペーパータオルできちんと拭けずにまだ手が濡れた状態の子が多いので、しっかり拭くように声をかけていった。

表現

廃材で自由に制作が出来るようにすると、興味のある子たちは喜んで自分で考えた物を作る姿が見られた。ハサミやのりの使い方も上手になり、細かい作業も上手に出来る子が増えてきた。ハサミを使い終わったらすぐに蓋をしてしまうという事がまだ徹底出来ず、そのままになっていることも多いので、近くで見守りながらその都度声をかけていった。クレヨンでの自由画も、自分の好きな絵をイメージして描いていた。

人間関係

1番になりたいという強い気持ちからのトラブルも減り、あそびの中でもけんかになることがほとんどなくなった。友だち同士で解決することも多くなり、保育者がトラブルの仲介に入ることもほとんどなくなった。ドッヂボールをはじめたことで、チーム同士で負けたことでの言い合いも起こっていたが、下旬になり、子ども同士の声の掛け方も「負けてもまた頑張ればいいよ」と悔しがっている友だちを励ます姿も見られるようになってきた。

言葉

文字への興味も出てきて、自分で手紙を書いたり、頑張る姿が見られた。また、給食のメニューを朝書き出すことで、自分で見て確認してからおかわりを頼みにくるようにもなった。乱暴なことばも出てくるようになり、その都度声をかけていった。

環境

新年度になり、環境の変化もあったが、クラスの玩具で集中してあそぶ姿が見られた。戸外あそびでは春の自然に触れ、公園にきれいな花が咲いているのに気付いたり、おたまじゃくしを捕まえて育て、足が出てくることへの変化などに気付いたりした。自分の好きな制作がいつでもできる様、室内に廃材コーナーを作り、ハサミやのりの正しい使い方を覚え、空き箱も大事に使うことを大切にしていった。

育児あれこれ