食事
食事のリズムにも慣れてきて、よく食べる子が多い。好き嫌いなく食べてきたが、次第に苦手な物も出てきて、スプーンに乗せただけで口を開けなかったりする子も数名いた。トッターにしっかり座ることも出来、テーブルやお皿にまで手を伸ばし早く食べたいと言っているようだった。初期食では、口の中に食材を入れ色々な味に慣れ、時にはこの味は何だろうと不思議そうな顔になっていた。中期食は食材の刻みもあり、口の中ではモグモグと口を上手に動かしながら食べていた。後期食になるとスティック野菜などの手掴み食べも出来るようになり、自分で食べたいという意欲も出てきていた。
睡眠
登園時間も早く、午前睡する子も多い。短時間の睡眠で午前中に機嫌良くあそべ、食事も眠くなることなくたべることも出来た。午睡時間は1時間半程一定して眠れるようになり、目覚めも良く、すぐにあそべるようにもなる。
排泄
オムツ替えコーナーにも慣れてきたが、寝返りをするようになりなかなかすぐにオムツ替えを出来なくなってきた。玩具などを手渡すと仰向けになり替えることが出来るようになった。蒸し暑くなり、汗などで肌がかぶれたりもするので、ワセリンなど塗り対応していった。
健康
下痢も落ち着き、元気に登園してきている。寒暖差が激しく、鼻水や咳など出はじめた。気温が高くなると、室内の環境も整えているが、体温も上がってしまい、午睡明けは体温も高くなっている。
朝や昼や夕方以外にも、こまめに水分補給をし体温の変化などにも気をつけたい。下旬には、突発性発疹やアデノウイルスなども出ていた。
身体発達
歩いたり、伝い歩き、つかまり立ちをしたり、ずり這いをしたり、寝返りをしたり、個別で色々な発達面での成長が見られた。個人差もあるが、一人ひとりの発達に合わせ室内でゆっくりあそんだり、園庭で砂に触れてみたりと様々な経験をしていった。
情緒面
園生活にも慣れ、受け入れの際にほとんど泣くことがなくなった。表情も良く、よく笑うようになり、手足を動かして喜びを表現するようになる。担任の顔を理解したのか、人見知りも始まり、担任以外には泣くようにもなった。しかし、担任が抱っこをすると、安心して泣きやんで再びあそびはじめたりすることにした。
言語
高月齢児は喃語のようなことばを発し、保育者の真似をしはじめることもある。低月齢児は発語が多く、よく声を出すようになる。保育者が話しをしているのをしっかり聞いているようだった。